ほめ力: 子どもをその気にさせるプロになる!

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  • 主婦と生活社
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391143874

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  • ・英語には、とてもたくさんの「ほめる言葉」がある。excellent,increadible, very good, great, amazing, fantastic, superb, brilliant, perfect, etc 逆にけなす言葉は「poor」ぐらい。

    ・ほめることは「親の価値観」を伝えること。しかるとは、成長のための課題を与えること。

    ・過保護は、子どもから表現力を奪う行為。「小さな失敗」をたくさん経験させたい。なんでも先回りして親がやってしまうのは、子どもの「表現する力」を奪ってしまう行為。

    ・子育ての目的は子どもの自立。私は中学の入学式で「新入生の皆さん、ご入学おめでとう。保護者の皆さん、ご卒業おめでとう」というようにしている。親御さんにとっては子離れの準備期。子どもにかかりっきりの生活はもう卒業しようという想いをこめて「卒業おめでとう」という。

    。子どもが大人の世界にあこがれるのはとてもよいこと。ロールモデルを持つことは自立心を大いに刺激する。

    ・親御さんと学校で価値観があわなくてもそれも子どもの大切な経験。学校や教師をけなさず、多様な価値観があることをゆっくりやさしく伝えよう。

著者プロフィール

柳沢幸雄 工学博士。東京大学名誉教授。元ハーバード大学大学院准教授・併任教授。シックハウス症候群、化学物質過敏症研究の第一人者。現在、開成中学・高等学校校長。

「2019年 『空気の授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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