- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396636180
感想・レビュー・書評
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今回は何故かイラッとすることが多かった。
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小野寺さんの本好きです。他の作品がちょっと出てくるところがいいです。
主人公の傑がせつなすぎて前半は辛かったです。でも前に進んでいく姿が良かったです。
気持ちの持ちようで人生変わる気がしました。 -
前作の「ひと」、「まち」と直接的なつながりはなく、続編ではないので発売順に読まなきゃいけないってわけではない。
でも、やはりひと→まち→いえの順が私はオススメ。前作の登場人物や土地が少し出てくるので、おっ!と思う
まさか『ホケツ!』が作中に現れるとは。
まだ読んだことないけど、たしか小野寺さんの作品。クスッとしてしまった。
たしかに前作までと比べ今回は妹の事故の後遺症や家庭不調を題材にしてるため少し暗めだったけど、両国〜平井の総武線沿いが主な舞台になっていて、知ってる土地で想像しやすくて楽しく読めた。
小野寺さんの作品は読みやすくてとても好き。
ひと、まち、いえと3作読み終えたので他の作品も読みたい。
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今までの「ひと」「まち」の懐かしいメンバーが出てくる。妹の事故から、どこか理不尽な人生に苛立っている傑。なんとなく分かると思った。何が悪いとかはないけれど理不尽さとかいろいろ上手くいかないことへの苛立ち。
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とても良さげ。
事故への反応が生々しくて全部は読めず。
飛ばし飛ばし、最後はしっかりと読んだ。
救いのある終わり方のようでいい本だなと思った。
またいつか読んでみる -
江戸川区平井から荒川河川敷。この舞台がとても好きだ。いろんなぎくしゃくやわだかまりを取り除くのは、自分から動くしかないんだ。こんなにすっきりといくことはないかもしれないけど。
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妹が交通事故で左足の膝に障害をおった。兄目線で、事故後の家族のギクシャクとした思いと、自分の人生、職場や友達との関りを描いていく。「済んでしまったこと」と受け入れるにはとてつもない葛藤と長い時間が必要だ。社会の一員としての日常と、少しづつ考え方が変わっていく心の機微が伝わる。懐かしい江戸川の皆さんが登場して嬉しい。
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心理小説なのである。ゆっくりゆっくりごまかさず、心の中をみつめていく。
ただ日常の描写が続くのではない。そこにある生き方を、とても丁寧に描き出すのだ。 -
このシリーズ、全部で3作出てるのかな。
今回で一応3作とも読んだなぁ。
コロッケの子と、消防士の子と、最初のコロッケの話は最後までどうなったんだっけ?
どの話も、日常の切り取りだったり、全然自分もそんな事思うよなぁ、って共感して出来る、ちょっとだけこころが洗われる様な、良い作品だと思います。 -
「ひと」「まち」につづく本書。
登場人物が繋がっているかなぁと期待を持ちつつ読み始める。
序盤、痛々しくて読むのをやめたくなった。
どんな着地になるのかと期待を込めて。
主人公、傑の言動に物足りなさを感じるが、
でもこれがリアルなのであろう。
女性陣が強い。