一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478061466

作品紹介・あらすじ

★竹中平蔵教授絶賛!
「抜群の面白さと、圧倒的な説得力。『親の教科書』といえる稀有な良書だ」

★中室牧子氏(『「学力」の経済学』著者、教育経済学者)絶賛!
「どうやって子どもをやる気にさせるのか、その明快な答えがここにある」

★グローバルエリート×ミセス・パンプキン、超人気著者、初のコラボレーション!


数百に上るエリート家庭への膨大な「家庭教育方針」調査を元に、「成功する人」「自己実現できる人」「自分で目標を立て、決められる人」を育てるための、超具体的な「7大方針55か条」を紹介した画期的な書!


著者は、ベストセラー『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』の著者であり、多彩なグローバルキャリア(外資系投資銀行・戦略コンサルティング・公開株運用・プライベートエクイティ・海外一流MBA)と、世界中に豊富なエリート人脈を持つ“グローバルエリート”ムーギー・キムと、実際に4人の子どもがグローバルに活躍するプロフェッショナルに成長した家庭の母であり、東洋経済オンラインの子育て連載でバズ記事を連発し、圧倒的な人気を誇るミセス・パンプキン。


★膨大な数の「エリートたちが親に感謝している教育方針」と、一流のグローバルリーダーたちの行動特性の調査をもとに、「成功する力」を養う「最良の育て方」を徹底分析!

勉強ができるだけの単なる偏差値エリートではなく、ビジネスでも何でも成功できる「育て方」とは?

「自己実現できる人材」を育てるための、愛情あふれる感動的な言葉の数々。

すべての親、学校の先生、教育者のみならず、主体的に生きたいビジネスパーソン必読の、「人の育て方」のバイブル的一冊!


・子どもは親のどんな教育方針に感謝している?
・なぜ「頭がよくても成功しない」子どもが多いのか?
・「主体性の有無」は、出身大学と無関係
・自由に挑戦させるが、簡単にはやめさせない
・子どもの「強い意志」がないところに、湯水のような教育費は無駄
・親のアドバイスは、子供のときは反発しても、成人してから効いてくる
・怒るのではなく、内から気づかせよ
・勉強は、放任や強制ではなく、動機づけ
・なぜ「バーベキューパーティ」の振る舞いで将来を予測できるのか?
・子どもは「優しさだけ」を求めていない
・子どもに「お金の話」はしたほうがよい
・感謝力を磨け──「小さなありがとう」を忘れない
・教育とは、「勉強の楽しさ」「何が好きで、何が得意か」に気づかせること

……など、子どもに限らず、人を成長させる「一流の育て方」の珠玉の55箇条!

感想・レビュー・書評

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  • 『無償の愛』で育てる
    分かってはいるけど忘れがちな
    ことだと思うとともに

    自分は一流ではないですが
    自分の親からは無償の愛で
    包まれていたなと感じさせられました。

    我が子にも同じように
    愛情たっぷり接していきたいと思います。

    1番心に響いた言葉は
    『人に迷惑をかけるな ではなく人の役にたて』
    ですかね。

    素晴らしい本でした。
    ありがとうございました。

  • 参考になった
    親の重要性を考えさせられる

  • 子供を育てることは、親が自分自身を育てることなのだと思う。子は親をみて真似るので、常に真剣に前向きに、主体性をもって、人を思いやり、自分を律する姿を見せれば、子供は見て学ぶ。そうして、育った我が子を無償の愛で包み続けることが親というもの。

  • 2回目読了(読んだことあったのを忘れてた)。
    一流大学から一流企業に入った200人が、親の教育の良かった点、悪かった点を自由記入したものを解説。子供目線で親の教育をどう感じたかが分かり興味深い。
    情緒面の成長より勉強面に重点が置かれている感じはするが、参考になる点も幾つか。
    (★は課題)

    1.自由に決めさせる
    ・自由を与え、自分を探させる
    ・子供に目標を設定させよう
    ・進路に関し、子供の意思を尊重せよ

    2.助けすぎずサポートする
    ・自主性は尊重しても、アドバイスは十分与える
    ・選択肢を示し、最終選択は子供に任せよ
    ・過保護に育てない

    3.自分らしさを育む
    ・個性を尊重する
    ★「人に迷惑をかけるな」より「役に立て」
    ・小さいことから自信をつけさせる

    4.視野を広げる
    ・視野を広げ、知的好奇心を刺激する
    ・読書で知見を広め、学習習慣を身につけさせる
    ・「好きな本」で読書を習慣化させる
    ・世界に視野を広げる

    5.天職への道をひらく
    ・「自分から興味を持ったこと」を応援する
    ・才能の種を見つけて「原石」を磨く

    6.モチベーションを高める
    ・モチベーションを上げる秘訣は「挑戦させる」こと
    ・子どもの応援団になる
    ★子どもに期待を伝える

    7.真剣に最後まで続けさせる
    ・「本気」を確かめて投資する
    ・真剣にならなければ叱る
    ・途中で簡単にやめさせない
    ・「失敗を乗り越える強さ」を身につけさせる

    8.コミュニケーションに慣れさせる
    ・「社交の場」に参加させる
    ・「書く習慣」を身につけさせる
    ・外国語教育は、幼少期から慣れさせる
    ★小さい頃から「何でも話せる相手」になる

    9.異なる視点・価値観・感情を理解させる
    ★子どもと積極的に議論せよ
    ・親の「価値観」を押し付けない
    ★感情的にならず、理由をしっかりと伝えて叱る

    10.心を通わせる習慣を身につけさせる
    ・感謝することの大切さを伝える
    ・相手の立場に立って考える癖をつけさせる
    ・動物を通じて思いやりの心を育む

    11.「習慣づけ」をする
    ・勉強を強制しない
    ・幼少期に「学習習慣」を贈る
    ・楽しく思考力を伸ばす

    12.「勉強への動機づけ」をする
    ・勉強の「メリット」を伝える
    ・教育環境で子どもは決まる
    ・勉強での「競争意識」を育む
    ・「報酬」を与えて勉強させてもいい

    13.「勉強観」を育む
    ・結果もプロセスも大事
    ・大学進学はすべきか?→早くから目標が定まっていれば不要な場合も。そうでなければ進学した方が選択肢の幅が広がる
    ・勉強至上主義で育てない

    14.自制心・思いやり・教養をしつける
    ・自制心と他者への配慮をしつける
    ・まっとうな金銭感覚を身につけさせる
    ・教養と感受性を身につけさせる

    15.親の振る舞いで導く
    ・厳しさと愛情のバランス
    ・親の会話が、子どもの人間性をかたちづくる
    ★子どもは親の真似をする

    16.おおらかな環境で子供を伸ばす
    ・プラス思考で、明るくおおらかに育てる
    ★父母間での「けなしあい」は絶対にダメ
    ・他の子どもと比べない
    ・努力を褒める

    17.無償の愛情で子どもを守る
    ・子どもの非行には執念で向き合う
    ・信頼で子どもを包む
    ・無償の愛を注ぐ

  • 自由を与え、選択をさせることで主体性を育む。コミットメントを求める
    但しアドバイスや選択肢の提示は行う、視野を広げるのを手伝う
    場を経験させ、コミュニケーション能力を育む。何でも話し、議論する
    勉強は強制するのではなく、習慣づけを行う。知的探究心を芽生えさせる
    しつけや親の背中を見せる
    無償の愛情を注ぐ

  • 4人の子育ての実体験と、アンケートをもとに考察した子育て、リーダーシップを発揮するためのハウツー本。
    最後は、著者の子供への無償の愛情を感じさせられ、著者も書いている通り、決して平坦な道のりだけではなかった子育てを反省も込めてまとめられている。色々大変だっただろうなぁと感じたものの、ここまで考えて子供に尽してきた姿に、畏敬の念を感じた。
    私自身出来ていないことばかりだが、色々気をつけたいと感じた。また、仕事上のリーダーシップも通ずる。まずは、子供達に寄り添い続け、子供達が主体的にできるようにしたい。

  • 著者の経験を基にした教育How to本です。
    著者は3人の子供がいて、3人とも進路は違えど立派に自立している様子。
    子育て全体的な子供との距離感、勉強への関与の仕方、習い事にするに当たっての親の役割等、幅広く自身の経験を踏まえながら分かりやすく書かれていると思いました。
    ただ、自分の中で違和感というか、少し腑に落ちなかったのが、本書全体を通してのアドバイス、というか内容全てがお金がある前提なんですよね。
    ある程度自由にお金があって、そして子供への投資もある程度できるという前提にたっています。
    なので、子育ての真の本質までは少し辿り着いていないというか、誰にも当てはめられるアドバイスにはなっていない点は少し残念でした。
    全体を通して、有名大学生のアンケートも出てくるのですが、内容をみるとどれも裕福な家庭であることが分かるので、そこも少し偏りを感じました。
    もちろん一流(一流の定義もなんなのかという話ではありますが)を育てるにはある程度お金が必要。という現実はあるわけですが、お金がそこまでない人にとっても役に立つ内容であればなお良かったかなと思いました。
    取り入れられるところは取り入れて、子供がとにかく元気に楽しい人生を送れるように親としては頑張っていきたいと思います。

  • 子供への関わりだけでなく、管理職の方であれば部下との関わり合いの中でも役に立つ内容が記載されている。

    当たり前の事は多いが、それが出来ていないケースも多く考えさせられるきっかけとなった。

  • 言うは易し行うは難しの本
    子供に感謝される育児法というのが、あってドキドキしながら、その項目になるのを待ちました
    親から子供へと伝わっていくなにかがあると感じました
    その一つに、進路に関して重要な決定は子供に下させるで、親父からもらったものをそこだけは子供に譲ることができたとおもいました。

  • 子供の成長に親が与える影響の大きさを改めて認識した

    ビジネスでも当てはまるというのもよくわかった

    子供の自主性、自立心を育むことが大事というところは一番心に留めたいと思ったところ

    勉強しろと言うのではなく、自分が勉強している姿を見せる…親の姿勢を見せるのが大事

    それもこれも、一人前に育って幸せになってもらいたいと思う愛情があってこそ

    行動するのが難しくても、改善していこうと努力する姿勢があるのと無いのとでは、相手の受け取り方も違ってくるのかもしれない

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著者プロフィール

ミセス・パンプキン
『一流の育て方』著者
立命館大学法学部卒業。家庭問題、人間関係、人生相談の専門家として、国内最大級の経済メディア「東洋経済オンライン」で長年にわたり人気コラムを連載し、6年間で7300万PVを突破。4人の子どもはそれぞれプライベートエクイティ・プロフェッショナル、ニューヨーク州弁護士やロンドン勤務の公認会計士、北米名門大学教員など、グローバルに活躍するプロフェッショナルに成長。
「20年後、子どもに感謝される育児法」をコンセプトにした、ムーギー・キム氏との共著『一流の育て方』(ダイヤモンド社)は20万部を突破し、5カ国語で翻訳され、大ベストセラーとなった。「育児」「家族関係」「人間関係の改善法」をテーマに、講演・執筆多数。
https://www.pumpkinsalon.com/

「2018年 『あらゆる悩み・不満・ストレスが消える!最強の人生相談〈家族・結婚・夫婦編〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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