- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480081568
感想・レビュー・書評
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人間の活動力を「労働」「仕事」「活動」に分けることからはじまって、「『労働』の優位の下で『仕事』『活動』が人間的意味を失った」(本書裏表紙)現代世界の危機を告発する、スリリングな一冊。
『暴走する資本主義』が話題となっているが、あれがすっきりと頭に入ってくる人であれば、本当に熱中して読むことができるだろう。また金融危機(このレビューを執筆しているのが2008年末)の余波を正面から受けている人も、アクチュアルな問題意識の下に読むことができるだろう。
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重いよ。
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内容は社会学的かつ長編なので、ぱらぱら読み途中。
公と私の区分概念について。 -
活動する生活の哲学 @千夜千冊 by 松岡 正剛
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公共空間と私的空間の定義が秀逸・・・って話らしいのですが、まだ読み終わらず(泣
がんばります“(・ω・´) -
■人としての条件として、就業の面から興味深い見解が得られる…かもしれない。
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「人間とは何か」という途方もない問いにはまってしまった若い人におすすめの哲学書。全体的に理解できなくてもなんとなくわすれられない一行が見つかるはず。
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ハンナ・アレントは、とてもオリジナルで、魅力的な思想の持ち主。
教育の役割とは何か、ということを考える上で、私はとても共感した。すなわち、教育には、世界の担い手になる子どもをその知恵を伝授することによって守り育てるという側面(子どもを守る)と、人間の世界が次の世代も、その次の世代にもよい形で継承されていくために、子どもを育てるという側面(世界を守る)という二つの役割を持っているという。教育の問題というと、目の前にある事象にとらわれがちだが、本来的に、教育は未来のために存在しているということを、あらためて気づかせてくれた。
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和光311.1//10 2F
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¥800