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人間の条件 についての感想・レビュー・書評


人間の条件 (ちくま学芸文庫)
524人が登録 ★3.67

著者: ハンナアレント 
制作: Hannah Arendt  志水 速雄 
本 / 筑摩書房 / 549ページ / 1994年10月発売
ISBN/EAN: 9784480081568
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評価平均: 3.67
登録数: 524
レビュー数: 44
価格: ¥ 1,575 (参考価格:¥ 1,575)

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みんなの感想・レビュー・書評

ryhさんのレビュー いま読んでる

ネタバレ 世界は、すべての介在者(イン・ビットウィーン)と同じように、人々を結びつけると同時に人々を分離させている。p79 古代人は、生命を維持するための必要物に奉仕するすべての職業が奴隷的性格をもつから... 続きを読む »

tsukikageyaさんのレビュー 5 読み終わった

読み終わるのに3ヶ月ぐらいかかった。 本書の内容は殊更に述べる必要もないだろう。人間の活動力を労働、仕事、活動(言論など人々の間で行われるもの)に分け、今日は人々が種々の利害に囚われず活動する公的領域がなく、労働だけが支配し、人々が政治に参加せず(=活動せず)ただ生産と消費に終始する虚しい社会になったよね、という話。 僕が注目するのは、以下のようなことである。 アレントは、ただ食っちゃ寝の「労働... 続きを読む »

le_moralisteさんのレビュー 4 積読

10年くらい前に途中まで読んで、そのまま放置されている

ゆうきさんのレビュー 5 読み終わった

人間は始めるために生まれてきた

P-Bさんのレビュー

大学の友人と開いている自主ゼミで読んでいるテクスト。アーレントにはとても関心がある。

ntさんのレビュー 4 読み終わった

これはいい本だと思う。広く勧めたい。 しかし、かと言ってここでのハンナ・アレントの思想に深く共感できるわけではなく、そもそも彼女の思想は私には非常に隔絶したところから不意にやってくる「他者の声」にすぎない。それでも、この本は素晴らしく豊かな示唆に満ち、読者に沢山の思考をもたらすだろう。考えさせてくれる本である。 ただし、論述が下手なせいもあり、また、発想があまりに独創的なせいもあって、少々わか... 続きを読む »

Hironobu Horiiさんのレビュー 5 読み終わった

少しだけ読むのは難解だが、通読すれば、得るものが多い。 労働と仕事と活動。それぞれの言葉をこれでもかというぐらい腑分けし、精緻にその語の深奥から展開していく。 普段、私は言葉に無自覚であることを本書で思い知った。 アレントは、古典とりわけプラトンなどのギリシャ哲学や、ラテン語などの語源的な意味と、語彙をめぐる歴史的な変遷に照らし合わせながら、言葉の意味を現代に照射している。... 続きを読む »

akiさんのレビュー 4 読み終わった

1958年、ユダヤ系ドイツ人であるハンナ・アレントによって出版された政治理論を扱う英語版の訳書。彼女自身、ユダヤ人であるという偶然性によってナツィによる迫害を受けた経験をもつため、人間は先天的な要素ではなく後天的で自発的な行動が見止められる存在であろうと説かれている。 アレント思想のその後の軸ともなる用語-例えば「労働labor」「仕事work」「活動action」-はたくさん出てくる。けれども... 続きを読む »

miyo6さんのレビュー 5 読み終わった

つまり、人間であるということは、私的領域を満足させた上で、公的領域に向かっていくこと。 公的領域というものは、他者の理解があって初めて成立するものであって、人間の自己表現の本能なんかにも結びついていくのではないだろうか。 また、他者との共有を深めることで、「リアル」を生み出していく。 客観性の基盤としての金銭は、公分母として働くけれども、それは公的領域のリアリティとは相反するもの。 金銭は... 続きを読む »

yuichiさんのレビュー
ももりさんのレビュー 3 読み終わった

大学の卒業論文のテーマにアレントを設定し、この本に挑戦しましたが、死にました(私が)。
ゼミの先生曰く、「大学4年でアレント読むのはきついよね。」
先生、そういうことはもっと早く言ってください(と痛感した一冊でした)。
何度か読み終えましたが、自分の中で全然理解が残っていなくて、内容は非常に難解でした。
けれども、アレントが現代において議論されることの意義はどこにあるのか、「この本は大学生の時に読んでおいて損はない。ものを考える良いきっかけになる本だ。」という先生の言葉を信じて読みました。
結果は、大変思考の訓練になったと思います。
難解なものを読むと、きっと将来の自分のためになるし、今全部理解できなくてもいい、と感じた一冊でした。
あの時進めて下さった先生に感謝したいです。
先生、ありがとう。

quasifantasiaさんのレビュー 5 読み終わった

何度くり返し読んでも新しい発見がある本です。それだけ難解ともいえますが。「公的領域と私的領域」で古代ギリシア・共和制ローマに政治の理念型を見いだしている点、activityの最後の章actionで言論speechへの言及が多い点から、議論と説得、つまり公共性の先駆的理論家、というのが通説になっています。ですが、アーレントは過去に郷愁をいだくような人とは思えませんし、現実を鋭く見つめる研究者です。語... 続きを読む »

hazy-moonさんのレビュー 読み終わった

2008年はこれに出会えた為に無事生き延びられた、的な。
M時代の1冊を選べといわれれば、コレ。

inazou13さんのレビュー 4 読み終わった

ハンナ・アレントの代表的な書籍の一つです。彼女独自の理論である「活動(action)」という人間行為の原理と想定される概念が説明されています。
「活動」は、対比として「労働(labor)」、包括概念として「仕事(work)」と併せて理解する必要があります。
「活動」を一言で言うと、人間が言論や行動を通じて他者と交わり理解したうえで、それぞれの存在の共存を許しあう過程です。

なにやら難しいですね。
でも中身は小説タッチになっているので、読みやすい・・・というより新しい発見があるかもしれませんよ。

成瀬 厚さんのレビュー 5 読み終わった

アレントはドイツ人ですが,本書は1956年にシカゴ大学で行われた講義がもとになっているようで,1958年に英語で発表されたもの。彼女の肩書きは政治学者とされることが多いが,半世紀を経た今日においても読み注がれる彼女の研究の関心は多岐に及んでいる。 数ある著作のなかから初めて読む彼女の著作として本書を選んだのは古書店で比較的安く売られていたという偶然によるものだが,この1冊を読んだだけでも,その知... 続きを読む »

equibalanceさんのレビュー 3

[第7刷]1998年12月15日発行

widerspruch113さんのレビュー 5 読み終わった

 人間の活動力を「労働」「仕事」「活動」に分けることからはじまって、「『労働』の優位の下で『仕事』『活動』が人間的意味を失った」(本書裏表紙)現代世界の危機を告発する、スリリングな一冊。
 『暴走する資本主義』が話題となっているが、あれがすっきりと頭に入ってくる人であれば、本当に熱中して読むことができるだろう。また金融危機(このレビューを執筆しているのが2008年末)の余波を正面から受けている人も、アクチュアルな問題意識の下に読むことができるだろう。

hituさんのレビュー 5 読み終わった

もっとちゃんと読みます。難しいけど面白い

kool41さんのレビュー 5

重いよ。

hoboemibooksさんのレビュー 3

内容は社会学的かつ長編なので、ぱらぱら読み途中。
公と私の区分概念について。

zuretsureさんのレビュー 3

活動する生活の哲学 @千夜千冊 by 松岡 正剛

ぽっぽさんのレビュー 5

公共空間と私的空間の定義が秀逸・・・って話らしいのですが、まだ読み終わらず(泣
がんばります“(・ω・´)

hachiro86さんのレビュー 5

本書で示されるアレントの問題意識は多岐にわたっている。特に印象深かったのは、消費社会化、大衆社会化につれて「仕事」による製作物が単なる消耗品として使い捨てられるようになり、同時に「活動」も大衆社会化の中で衰退した結果、「労働」ばかりが幅を利かせるようになったというくだりだった。
http://d.hatena.ne.jp/hachiro86/20070209#p1


全44レビュー中 1 - 25件を表示
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