「本をつくる」という仕事 (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480815347

感想・レビュー・書評

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  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1240399

  • 「本」1冊ができる過程には
    いろんな人の仕事が関わっている。
    なんの製品でもそうだけど
    そのそれぞれの仕事をまっとうしなければ
    完成形は世の中に出せないのだな。

    活字、活版印刷の章もよかったけど
    ドイツで製本を学んだ青木英一さんの
    修行の話がおもしろかったです。

  • 私は電子書籍より圧倒的に紙の本派。本づくりに携わるたくさんの仕事。

  • 本という製品に関わる人々を取材したノンフィクション。
    1つの本が出来上がるまでには様々な工程があり、各プロセスには職人の手が入っている。例えば、フォントひとつでも、形状、太さ等に拘りがある。また校閲、海外エージェントとの関係など、あまり知られていない重要な仕事もある。活字、製本、印刷、紙の質、装丁など、それぞれの工程に関わる人達、技術の改善など、これを読むと本作りの裾野の広さを感じる。

  • 色んなジャンルのプロの話がまとめられてて読みやすく楽しかった。本が本であることの意味みたいなものを考えたくなった。

  • 思ってたのと違うかった笑

  • 本を作る上での様々な役割について書かれた書籍。

  • 全ての本好きに捧ぐ…。
    本を世の中に出すという連綿とした営みの奥深さを知ることができる。
    これを読むと、やはり「本」という存在はこれからもなくならないことを実感する。

    これだけ丁寧に圧縮されたデバイスがあるだろうか。

    内容だけでなく、紙、装丁、デザイン、活字、あらゆる面でお気に入りの一冊というものを見つけたくなる一冊。

  • 「本」をつくる様々な工程を支える人たちに取材して構成された書籍。活字や紙、装丁など、とても興味深く読んだ。今ではつい電子書籍を選んでしまうけれど、本当は、モノ、としての本を大切にしたい。また、著者の稲泉連氏は、私の敬愛するノンフィクション作家、久田恵さんのご子息ということに、読後に気づいた。息子さんのファンにもなれそうで嬉しい限り。

  • ”一冊の本を作るまで”みたいな本かと思っていたら、違った。本造りに携わる人々へのインタビュー形式。校閲の話などは面白かったが。

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著者プロフィール

稲泉 連(いないずみ・れん):1979年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒。2005年に『ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三の詩と死』(中公文庫)で大宅賞を受賞。主な著書に『「本をつくる」という仕事』(ちくま文庫)、『アナザー1964――パラリンピック序章』(小学館)、『復興の書店』(小学館文庫)、『サーカスの子』(講談社)などがある。

「2023年 『日本人宇宙飛行士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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