ようこそ授賞式の夕べに (成風堂書店事件メモ(邂逅編)) (ミステリ・フロンティア)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488017804

感想・レビュー・書評

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  • 06/23/2014 読了。

    図書館から。

    成風堂書店シリーズは、漫画版の2作、
    井辻君は1作目を読んだきりですが。

    物語よか登場人物が好きなので、
    多絵ちゃんと杏子さんが読めればそれでいいです。

  • 書店大賞が絡む謎に成風堂の杏子さん多絵ちゃんチームと、ひつじくん(すまん井辻くん(^^;))率いる営業マンチームの両方から挑む!謎解きもドキドキしたけど、今回は何といっても、多絵ちゃんとひつじくんの初顔合わせに興味津々((o(^∇^)o))でも案外あっさりしてて、少しガッカリ( ´△`)これをきっかけに二人が登場する作品が増えるといいな♪(^^)

  • 〈成風堂書店事件メモ〉と〈出版社営業・井辻智紀の業務日誌〉のクロス。
    なるほど、それもありか。

    ちょっと導入が唐突なんだが、なかなか面白かった。
    話がややばたばたしてるけど…。

  • (ミステリ・フロンティア77)

  • 福岡の書店員、花乃が杏子たちに依頼に来るのが唐突で、初っ端から感情移入できなかった。。。
    世の中、人に無償で気軽に頼み事ができる人物がいるよね、、って思ってしまって。
    けれど、おそらく本屋大賞と思われるこの賞の現在のあり方についての疑問などは私もこの物語にでてくる一般の懐疑的な人と同じ意見をもっていたのもあって、興味深く読めました。

  • 2014/5/18〔日曜日〕

  • ここに描かれている「書店大賞」は「本屋大賞」のことだろうと想像つきますが、成り立ちや運営資金などのことはどれくらい実情と同じなのかな。“大賞”のあり方も『なんだかな~』と腑に落ちない気持ちを抱いてる人も実際居るわけで、その点に考えを巡らせるのは良かったと思います。華やかな授賞式を楽しみにしていた成風堂の二人は、こんな事件に巻き込まれてお気の毒。まぁそのおかげで新たな出会いもあった訳だけど。ミステリーとしてはイマイチ。

  • 今日は年に一度のイベント、書店大賞授賞式の日。成風堂に勤める杏子と多絵は、初めての授賞式参加とあって、華やいだ気分でいっぱいだ。ところが朝の業務を終えて出かけようという矢先に、福岡の書店員・花乃が「書店の謎を解く名探偵」に会いに成風堂を訪れる。書店大賞事務局に届いた不審なFAXの謎を名探偵に解いて欲しいというのだ。
    一方、明林書房の新人営業マン・智紀も全国から書店員が集まる今日を有意義に過ごすべく、準備万端調えていた。そこへ、他社の営業マン・真柴から、いますぐ来いと呼び出しを受ける。書店大賞事務局長の竹ノ内が、今日のイベントに関わる重大問題に頭を抱えているらしい……。

    成風堂シリーズとひつじくんシリーズの邂逅編。どちらかというと成風堂寄りかな?ひつじくんにもっと活躍してほしかったな。
    書店大賞についてちょこっと詳しくなれる一冊。
    場面も登場人物もごちゃごちゃしててわかりづらいし、都合が良すぎるところもありつつ、最終的になんとか着地した印象。
    しかしこのままだと黒幕は大した罰も受けず反省もせずに済んでしまいそうで、くやしいのう。
    そしてクローバーレインの本もちゃっかり二位とっててにやにやした。
    あと、今回出会ってしまったことでひつじくんシリーズに成風堂組が出張ってくるようにならないといいなあ。この先もネタがあるかぎりそれぞれ続きそうだから、どちらもそれぞれのシリーズとしてちゃんと独立しつづけてほしいと思う。

  • シリーズ久しぶりの新作。そして他シリーズとリンク。
    とはいえ、読んだのが前過ぎてちいとも覚えていない…!
    そんでも面白かったです。書店大賞のウラガワ。

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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