IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492042595

感想・レビュー・書評

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  • チェック項目9箇所。アイデアは、既存の情報の新しい組み合わせ、長期記憶として覚えておこうとしても、組み合わせが難しいため、物語としてのつながりがあまりありません、だから、覚えておくためには、どうしても短期記憶に頼らざるを得ない、そういう種類の情報だという認識があるからこそ、達人は、アイデアをメモしておく、メモすることによって、頭の中の短期記憶から消去し、作業領域を確保するのです。わたしがやっているのは、打ち合わせのスケジュールを30分長めに見ておくこと、一時間の打ち合わせを一時間半とスケジュール帳に書き込む、これで、打ち合わせが長引いても余裕をもって対応できるし、時間通り終われば、別の作業をあてられる、またどこかへ移動するときは、渋滞などの事態も見越して、15分余裕を見ておくようにします。アイデアを出す人はスケジュール管理もきっちりできている、というのも、スケジュールがしっかり把握できていないと、いつも不安が先行し、アイデアを出せるくらいまでリラックスするkとおができないからです、だから、安心して仕事のできるスケジュール管理を習慣化する、これこそ、この時間管理ハックがアイデア・ハックにつながっていく理由です。、まずは作業時間をざっと見積もったうえで、早めに寝てしまうことをオススメします、そうするとどうなるか、まず、早朝の作業にすることで、作業時間に強制的な区切りができます、深夜とは違って、そのあとに別のスケジュールが待ち構えているため、だらだらつづけられなくなるわけです。そもそも一人になれる場所ってどこかありますか? これが、意外とないのです、特に結婚すると、家族の手前、なかなかひとりになることができない、しかし、だからこそ誰にも迷惑をかけず、ひとりになれる場所を持っておくことが大切です。脳の消費するエネルギーは体全体の基礎代謝のたった3%程度、脳を使っているからといって糖質をとりすぎると、あとでたいへんな目にあうので要注意です。あるデザイナーに、「どうやったらデザイナーになれるんですか?」と聞いたら、「いいものをたくさん見ること」といわれました、これも同じく、イメージバンク、デザインはイメージそのままですが、ビジネスでも、落としどころや見通しをイメージできるかどうかは、このイメージバンクを持っているかどうかにかかっています。最後まで諦めないで、あくまで自分がやると決めたことに邁進する、そういう姿はまわりが見ても「かっこいい」し、感動します、だから、あえていいたい、どんなに小さなことでもよい、予告ホームランで行きましょう!

  • 『本棚を知のデータベースにする』の言葉にいつも思っていた思いが集約されていた。図書館で借りてきた本ばかりだけど今日を期にアウトプットも含め記録を残していく

  • 『アイデアハック!』
    原尻淳一 小山龍介

    自分を、ある気分、モードへ切りかえるためのテーマソングを設定しておくのもいいですね。(p122)

    ★自分テーマは就職活動の時におこなっていたが、効果はある。意識してやってみたい。 

  • 本書は、いわゆる「How to 本」です。
    内容としては「アイデアを生み出す方法」をシンプルに書かれていますので実践しやすいかと思います。

    ちなみにタイトルのHACKS(ハック)とは
    「こんがらがった難しい問題をサクッと解決してしまう」という意味があるそうです。

    では内容を、ちょこっと簡単に紹介したいと思います。

    ■Chapter 1 「情報ハック」
    これは手に入れた情報やアイデアをどのように管理するかということに焦点があてられています。

    以下、情報やアイデアを管理・ストックするための方法
    ・ケータイのストラップにペンをつける
     これはいつでもメモをとれるように準備しておくということが重要。
    ・ブログでアイデアを書き留める
     これでブログがアイデアのネタ帳に早変わり。
    ・ノートは時間で管理する
     これで時系列に物事が整理でき、検索することが楽になる。

    ■Chapter 2 「時間管理ハック」
    これは自分のスケジュールを管理することで、アイデアが出やすい状態にすることに焦点があてられいます。

    以下、スケジュールの時間管理するための方法
    ・スケジュールはパソコンで管理する
     予定は常に変わっていくものだから、更新可能なものにする。
     複数のスケジュールが簡単に管理できる
    ・柔らかいスケジュール
     余分な時間を見ていくことが精神的な余裕をつくる
    ・三か月予定表の使い方
     中長期的な視野でスケジュールを把握する

    ■Chapter 3 「整理ハック」
    これは情報やアイデアをいつでも取り出せるように整理することに焦点があてられています。

    以下、情報やアイデアを整理するための方法
    ・本棚を知のデータベースに変える
     本は知的生産の資材として活用する
    ・覚えにくい事柄は物語で記憶する
     物語にすることで忘れなくなり、相手にも伝わりやすい

    ■Chapter 4 「五感ハック」
    これはアイデアを五感をつかって、発想できる状態にすることに焦点があてられています。

    以下、五感をつかってアイデア発想するための方法
    ・思考は生理現象
     チョコレートを食べて一息つくとアイデアが出てきたり、散歩してる途中にふっとアイデアが浮かんだりする
     これは血中の糖分が増えることで脳が活発に働いたり、リラックスすることによってアイデアが
     生まれるということ
    ・歩くスピードは一秒に二歩
     有酸素運動をすることでドーパミンを分泌させることで、やる気を引き出す
     セロトニンも生成されて精神的は落ち着きをもたらす
    ・自分もテーマソングを流す
     自分の気分を高めるため、もしくはモードを切りかえるためのテーマソングを設定しておく

    ■Chapter 5 「思考ハック」
    これはアイデアを思考するための方法に焦点があてられています。

    以下、アイデアを思考するための方法
    ・アイデアを裏返す陰陽ハック
     常にものごとを表と裏を考えることで逆転の発想を
    ・ポジショニングマップでイメージ思考
     マーケティング戦略でつかわれるポジショニングマップを活用して市場をイメージ良く豊かにとらえる

    ■Chapter 6 「発想ハック」
    これはアイデアを発想するための方法と視点に焦点があてられています。

    以下、アイデア発想するための方法
    ・リスペクトできる人の方法を盗む
     相手のパフォーマンスを導くための方法に目を向ける
    ・分母を入れ替えて自分の価値を高める
     自分の得意な領域だけではなく、一歩外に出て刺激を受けることで新しい価値が生まれる


    以上、簡単に内容を紹介しましたが、
    アイデアというのは考えて出てくるものではなく、ふとした瞬間に浮かんだものが本当なのかも。
    そこに何かしらの人間の深層心理が含まれているような。

    アイデアというのは決して新しいイノベーションだけでなく、日常にあるものの組み合わせなんかでも
    誰も気がつかなかったような、意外なアイデアが浮かんだりしますよね。

    きっと身の回りには、たくさんのアイデアの原石が転がっているんだと思います。

  • △700円
    ●会議四法(ゴール/ルール/ロール/ツール)
    ●メメント・モリ(死を想え)

  • メモの活用方法、時間管理の手法等、実践できる事例がいくつか紹介されているが、後半はいまひとつ個人的にはしっくりこなかった。

  • いかにフロー情報をストック情報に精確に残していけるか、さらにフロー情報をストック情報に変えていくかということが大切。
    打合せのあと、ダラダラと続かないように次の予定を入れておく。
    鶴見さんの仕事術
    ・現場をあるきながら物語を構想する
    ・現場の情報を日記と写真で抑えておく
    ・読書を通じて物語に関わる情報を書きぬき、整理しておく

  • 業種が違うから、自分には合わない項目もあるけどポイントは参考になる

  • 6年前の書籍なので、ツールは古くなっているが、考え方は参考になった。また、色んな本からハックしているように思った。

  • 以前読んでいたのだが、レビューを残していなかったようだ。

    アイデアの出し方、管理方法についての本。

    ・アイデアは思いついたらすぐにメモすること、そして頭から消す。
    ・出したアイデアはデータベースとして管理し、すぐに検索できるようにする
    ・アイデアの並びか絵はする必要が無く見出しがあれば検索できる
    ・アイデアは自分の中にためておかず人に見せて反応見てみること

    ・三か月スケジュールを立てて、当面の目標を作ろう
    ・手帳に自分の辞書を作る。それを見る習慣をつける
    ・アイデアの善し悪しは2項対立で考える ex)男と女、 老人と若者 目的と手段
    ・SWOT分析(強み、弱み、機会、脅威)

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著者プロフィール

(はらじり・じゅんいち)
マーケティング・プランナー。1972年生まれ。大手広告代理店でブランドマーケティングのプランニングを7年間行う。大手レコード会社でアーティストや映画のマーケティング・宣伝プランニングを担当。現在、株式会社ブルームコンセプト取締役。主な著書に『IDEA HACKS!』(小山龍介氏との共著)、『READING HACKS!』『PLANNING HACKS!』(以上、東洋経済新報社)など。
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/Juichi_Harajiri/

「2011年 『アイデアを形にして伝える技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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