- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560070512
感想・レビュー・書評
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難しかったけど面白かった。
大きくなったらまた読むー -
シンプルにおもんない。最後まで読むのすら疲れる。ひねくれ者の独り言を永遠に聞かされている感じ。
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うーんいまいちよく分からなかった。
主人公(名前忘れた…)が思春期特有の周りの人物たちに
不満を持ちまくっていたり、閉鎖的な空間にうんざりしていたり生きづらく感じてるのは何となく読み取れた。
もう少し時間が経ってから再読すれば感じ方変わるかも。 -
題名はすごく有名だが、未だ読んだことがなかった作品で、最近では村上春樹が翻訳したものが刊行されたらしいが、まずは今で出ているものを読んでみようと手に取った。
それにしても作品全体を口語で作り上げたのは、50年代の若者のアメリカの風情を表す特筆すべき手法あるのかも知れないが、その雰囲気を醸すためなのか、訳にどうしても馴染めなかったのは自分だけだろうか。何度も「...なんだな」など口調を荒ぶれた様子を出すためなのであろうが、どうしても不自然さが出ているように感じた。
いやもしかしたらその当時の若者にも理解が追いついてないのかもしれない。
そして主人公のホールデンの、若者特有の危うさ、大人に対する反感、社会への不適合、女性に対する憧れと、いざことに及ぼうとすると何処か捨てきれぬ純粋さと臆病さ、そして若いにもかかわらず厭世的なところなどなど色々と本来見るべきところはあるのであるが、どうしても何処かに嫌悪感が残った。 -
優しく止めて欲しかった青年の、自分を探し直すような放浪。
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世間でも評判の良いペンシー高校に通う16歳の少年ホールデン・コールフィールド。
彼は学校の人間関係にうんざりし、寮を飛びだして可愛い妹に会いにいく。
大人に嫌悪感を抱きながらも、大人のルールを守るコールフィールドが初々しくて少しかわいそう。特に好きなシーンは、妹のフィービーとけんかして、距離を置きながら歩き続けるシーン。
「彼女は、僕と並んで歩こうとはしなかったが、それでもそんなに遠くへ離れもしなかった。」
すごく大切な人とけんかをしても、何があっても、少なくともこの2人のような距離を保っていけたらなぁと思った。