- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566024113
感想・レビュー・書評
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2010.07.10 図書館
わりとよく出るシリーズなので読んでおこうかと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファンタジーが好きです。ロード・オブ・ザ・リングとハリー・ポッターの映画が大ヒットしたおかげで、書店のファンタジー棚は大盛況で嬉しい悲鳴。そんな中で、久々に夢中になったシリーズの第1巻です。
6000年前の北アメリカを舞台に、狩人の父をクマに殺された少年トラクと、クマに母を殺されたオオカミの子が、身を寄せ合って森をさまよいます。邪悪な者たちの呪いが発動されていて、あちこちの部族が恐れ警戒する中を、天地万物の精霊が宿る山を探して旅する二人。
トラクは素直で傷つきやすい少年で、子オオカミのウルフも純情です。しかし彼らが立ち向かわなくてはならないのは、非情な山と森の部族たちや、邪悪な霊を崇める者たち。そして優しくも厳しい自然の世界。
読み進めるに連れ、トラクとウルフの温かさと愛らしさとけなげさに涙ポロポロこぼしながら一緒に旅して行く自分がいました。
とってもオススメ! -
「おまえに誓ってほしいことがある」父さんが言った。「山を見つけるんだ。“天地万物の精霊”が宿る山だ。…そこにしか望みはない」―――紀元前4000年の森で、巨大なクマの姿をした悪霊に襲われた父との誓いを守り、“精霊の山”をさがす旅に出たトラク。道連れは、生まれて間もない子オオカミのウルフ。オオカミ語を話せるトラクはしだいにウルフを大切な仲間として思うようになる。“案内役”とはウルフのことなのだろうか?精霊にささげる“ナヌアク”とは何か?トラクの冒険が始まる。
クロニクル千古の闇シリーズ(全6巻)のうちの第1巻。紀元前4000年という大昔の話なのに、細かい説明などがあるせいか、情景が随分リアルに想像できました。オオカミのウルフは、まだ幼いけれどすごく頼りになるし、トラクのことを兄のように慕っているのが可愛いですv最後に去ってしまうシーンはトラクの気持ちが痛いほど伝わってきて切なかった・・・。また2巻以降、登場するといいなぁ。”精霊の山”でのクマとの戦いは本当に怖い場面でしたが、一応ハッピーエンドで良かったと思う。でも謎もたくさん残っているので次巻が楽しみ。 -
このシリーズはとても面白い!!!!
はやく続きが気になってよく図書館に駆け込んでました 笑
満足する一冊ですよ。 -
中学の頃、図書室で出会いました。
始めは中身より表紙で惚れてしまい、見とれてしまったw
初めてだったんで。あの絵柄は。
中身は、静かなところで読んだ方が似合うような内容でした。
ファンタジーなのですが、実際というべきものでしょうか?なんだか
本当にあったような気分が味わえました。
最近、色々な本を読んだので大体の内容がかすれてきたので
夏休みの時間、読んでみたけどやはり静かなところがあるなぁ・・・ -
クロニクル千古の闇シリーズ1。
舞台は6000年前。こんなファンタジーを読んだのは久しぶりでした。表紙は酒井駒子さん。
09’9’28 -
シリーズのうち、読んだもの
1巻・「狼族の少年」
2巻・「精霊渡り」
3巻・「魂喰らい」
4巻・「追放されしもの」
以上 -
小学校の図書館に置いてあって読んだ
細部は覚えてないけど、地味に好きだった -
むかしむかし・・・まだ国なんてものもなく、ひとが自然や動物とともに生きていた
時代のお話。世界にはたくさんの神様や精霊や悪霊がいる・・・そんな時代を背景
にした、ひとりの少年の冒険と成長のお話。
はじめは、絵に魅かれて買ってみたのですが、結構読みごたえもあって面白いお話です。
毎年1巻ずつ出版される予定で、まだ完結していません。次はどうなるんだろうと
楽しみにしています。
ハリー・ポッターとかライラとか、映像化されて話題になりましたけど、
個人的にはこちらのほうが好きかな。できれば映画にしてほしくない作品です。