テレビは見てはいけない 脱・奴隷の生き方 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569699936

感想・レビュー・書評

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  •  最初はテレビに関する批判かな、と思い読んでいくとどんどん話がずれてゆき、大衆操作(洗脳)に流されないライフスタイルのすすめのような内容に。具体的にどう脱テレビをしたらいいかという話は全然ありません。ものすごく素人臭いイラストが1ページを使って随所にあるのも謎。かなり適当に作ってる本だな、という印象。

  • この本も読んではいけない。

  • このタイトルを付けるなら、番組の制作に関わっちゃいけないよなー、ってのが第一印象。
    いや、総論では賛成だしすごいごもっともなんだけど。
    それでいて自分の考えたビジネスモデルが先を行っているとか言っている事典でなんか説得力がなくなってくるんですよねぇ。
    そもそも脳科学者ってなんなんだろう?って思ってしまったり。医学のアプローチではないわけだから…とか、いわゆる錬金術な匂いがしてちょっと、ダメでした。

  • 苫米地英人さん初体験。

  • 適当に好きなコト書いてるだけで全体のまとまりがない本だった。

  • 『はじめに』
    ・本書はそうした私自身の経験をもとに、「メディアと脳」という視点から、どうすればメディアの「洗脳」から解放され、自分自身の人生を取り戻すことができるのか、できるだけわかりやすく説明することを心がけてまとめました。

    『第1章 テレビは見てはいけない』
    ・テレビは私たちの心の中に、臨場感を感じる空間をつくりだします。そしてその空間に、映像と音声を介して絶え間なく情報を書き込んでいく。その情報が私たちの内部表現に変化をもたらし、自分が感じている空間の認識を変えさせて、結果的に自分自身をも変化させてします。

    『第2章 脱・奴隷の生き方』
    ・人間が快適に生活できる外部環境にはある程度の幅があり、その幅のことを「コンフォートゾーン」と呼びます。
    ・コンフォートゾーンは固定されたものではなく、訓練しだいでズラすことができます。
    ・どうすればコンフォートゾーンをズラすことができるのでしょうか。①暫定的なゴールを一つ設定する。②そのゴールを満たした未来が必ず来ることをリアルに思い浮かべる。③その場合、自分は現在どうあるべきかを徹底的に吟味する。
    ・私の考え方を若い人に伝えると、「『have to』ではなく『want to』で生きたいけれど、経済的に不可能ではないか」としばしば反応されますが、その考えも誤っています。そういう人が気にしているのは、やりたいことをやることで職を失ってしまい、欲しいものが手に入らなくなるかもしれないという恐怖でしょう。では、その「欲しいもの」は、本当にあなた自身が欲しいと感じているものなのですか?ブランド、マイホーム、はたまたお金そのもの…。テレビを中心としたメディアに「欲しい」と思わされているだけではないですか?

    『第3章 日本人はなぜお金にだまされやすいのか』
    ・この世に、読まなければならない空気なんか本来ないのです。

    自分は本当になにがしたいのか…

  • 図書館本。 ポイント★自己評価の概念は「エフィカシー」(自分の能力、自己効力感)と「セルフ・エスティーム」(自尊感情)から成る / 学問というのは、すっからかんの時間がないとできない 。誰にも会わずに考えているのが学問だから。学者にとってはスケジュールがからっぽの時が一番生産的/ 朝から晩まで働くのが当然で、ぶらぶらしている人は非難されるべきだというのは奴隷の思想 / ためしに一週間、他人に迷惑をかけない範囲で自分のやりたいように好き勝手に生きてみよう / アメリカがフェアなのは「政治は金だ」と言い切っている点 / 日本の政治には、素人にはわからない表と裏の世界があり、徹底的に建前と本音を使い分ける。だから政治家は金持ちの世襲になる。

  • 論理が破綻している。メディア批判のようにすすめながら自分のメディアはそのアンチテーゼになっているように見せて実は同じ穴の貉である。権威の否定を論じながら自己を誇大に権威化する。角川春樹などに見られるような誇大妄想が随所に感じられ、それを角川等のように読者が楽しめるほど内容が突飛ではない。編集者は何を思って出版したのか問いたい。

  • 10円でも損したと思う代物。何だこれは、編集者は何をしていたのか?

  • テレビに洗脳されていることはよく言われているが、どういうことか改めて良くわかった。また、自分らしく充実した人生を生きるために、コンフォートゾーンを上にシフトさせることや、とうてい到達できないような目標を掲げるといったことは参考になった。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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