- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569704104
感想・レビュー・書評
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成功するためにもリーダーになるためにも、謙虚に学ぶ気持ちが大切。
指摘されると一生懸命に論破しちゃう人は要注意。自分を客観的に見て欠点を治していく必要がある。
リーダーは、ひとについてきてもらうような資質を持っておく必要があり、それが謙虚に学ぶ姿勢。
リーダー云々以前に人間としての学びとなった。
2019/10/01読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こころ素直に、自分は運が良いと周りに感謝し、志高くも凡事徹底や。
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「松下政経塾所蔵の未公開テープ約百時間から厳選された成功の知恵」ということで、「成功するために知っておいてほしいこと」と「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」の2部構成になっています。
あまり突飛なことを言ってはいない気がするのに、それでも全てを実行するのはなかなか大変だなぁと感じるあたり、私はそういう人種には向いていないのでしょう。 -
運と愛嬌について述べられている。
リーダーなるためには狂気に迫るものはなければならない -
リーダーは読むべき
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【成功のコツをつかむまでやめない】
皆さんはリーダーという立場に立ったことがあるだろうか。リーダーは組織で活動する時には欠かせないものだ。組織の規模が大きくても小さくても、方向性を決めたり、手本になったりと、役割が多い存在になる。そんなリーダーだが、生まれた瞬間に「はい、じゃあ、あなたはリーダーね」なんて決まっている人はいないだろう。つまりは誰もがリーダーになる可能性があるということ。もしリーダーになったなら、せっかくだから成功するリーダーになりたいと思うだろう。そんな時には本書を読んでもらいたい。著者である松下幸之助は、次代リーダーを育成するために、松下政経塾を設立している。そこでの教えが本書に詰まっており、リーダーとしても、また人として成功するためにも、知ってほしいことが書かれている。
人として大事なこととして、著者は「素直な心」というのを重視している。素直な心を身に着ければ、物事の本質を見抜くこと、自分を客観的に見ることができるようになる。でも一番は、人の意見を素直に聞くことだと思う。人の意見を聞くことは、成長するためには欠かせないことだが、全てを素直に、と言うとできない人は多いと思う。かく言う私も、自分で慢心していることに関しては、人の意見に対して素直になれないことがあり、失敗することがある。しっかり人の意見を聞き、時には取り入れようという気持ちを強くさせてもらえた。身に着けることは難しいが、成功するためには重要なことだと思う。
私が一番印象に残っている言葉は、P43「成功のコツをつかむまでやめない」である。意味としては、一つの道において、成功のコツをつかむまで努力をやめないことである。なぜなら、一度成功のコツをつかめば、何をしても根本は同じであるため、まず成功するからだと言う。これは私も今まで似た話を聞いたことがあるが、色々なことをしていて全部中途半端で終わるよりも、一つのことを最後までやり抜くということが、成功するには一番の近道なのだろう。成功するリーダーになるためにはまずは成功しなければならない。一つの道を究め、その上で日常の些細なことを大事にし、何事にも真剣に取り組むことが成功するリーダーに求められていることだ。
本書ではリーダーはもちろん、人として成功するために役立ちそうな言葉が多くあり、とても心に響いた。私はまず、素直な心から実践したいと思う。 -
10・7・11 ブックフェアにて購入
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担任として、心配することが仕事であること。信じるとはまた違う見方だなあと思う。裏切られても、それが生きがい。達観だと思う。メタ認知することを自己観照と言ったり、昔ながらなんだけど、すごく新しくも感じる。普遍ってこういうことか。主体変容についても書かれていた。リーダー論だけど、優れた自己啓発本だと思う。いつでも自分軸で生きる松下幸之助は、なるほど無敵だ。
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食わず嫌いで、D.カーネギーの本は読んでも、松下幸之助の本は手に取ったこともなかった。S.ジョブズが亡くなった直後にこの本を読んだのだが、ジョブズの考え方や仕事の進め方と酷似していて驚いた。リーダーシップはかくあるべきか。
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○成功の条件は「運」と「愛嬌」その上での「賢さ」「勤勉さ」
○人の意見は私心を捨てて素直に聞く。そして良いと思うところは取り入れる
○自分で選んだ道は、まずは成功のコツを掴むまで努力を止めない
○何もかも自分の思い通りになるなどと考えては駄目。苦労があって当然と割りきる
○正しい思いは必ず成就すると信じる。成就しないのは自分自身に過ちがあるからだ
○勝とうという強い信念が大切
○掃除、服装、日常の細かいところをしっかりとするのが何より大切
○修行を捨てるのは宝物を捨てるのと一緒
○まずは自分の心を使いこなすこと。自分を使いこなせなくては、他人など使いこなせる訳がない
○悲しいことは誰にでもある。ただ、それに執着するのは人生の無駄
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