寒雷ノ坂─ 居眠り磐音江戸双紙 2 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575661309

感想・レビュー・書評

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  • 極貧の浪人生活でいつも腹を減らした磐音と下町の人々との活き活きした描写が魅力的だ。なんとか用心棒の仕事を得て食いつないで行く。その5つの仕事の様を横軸に連作形式で語られ、縦軸に豊後関前藩の陰謀がしだいに明らかになっていく。これははまる。すぐに続刊を読みたい。

  • 関前から博多への旅。大宰府などの観光地を巡りつついつものように事件に巻き込まれる磐音。

  • シリーズ二冊目。
    相変わらず、身辺に降りかかるさまざまな出来事を、坂崎磐音が次々に解決していく様がとても痛快だ。
    前作の始めで起こった悲劇が、実は誰かの陰謀であり、これから磐音の戦いが始まる。なるほど、だから40冊も続くのね、と妙に納得。話の展開が楽しみだ。

  • 都合の良い展開が多いが、どうもはまってしまったようだ。

  • 短編が続いて読みやすかった。
    大ストーリーも幕を開けた

  • いきなりお腹をすかせている磐音様(笑)
    彼と、長屋仲間達を見ていると、その日暮らしのじり貧な生活も何となく楽しげに思えてしまう不思議。
    いや、皆さん苦労して、「貧しいながらも楽しい我が家」とは言い難い生活なんでしょうが^^;

    ジャンルがジャンルだけに、人死にも多くあり、シビアなシーンも多いのだけど、磐音のおっとりとした人柄と、周りの人とのコミカルなやり取りで殺伐さが和らいでるのがいいですね。

    とはいえ、簡単に(というわけでもないんだろうけど)命のやり取りがなされているのを読むと、現代に生きる自分には、どうもやりきれないものがありまする。

  • 居眠り磐音02
    可もなく不可もなく。
    全30数冊を読もうかと思ったが、やめた。


  • 心地いい重さ。食い扶持探しからもたらされる事件と磐音を取り巻く藩の陰謀。磐音の太刀裁きといい心地よい。これが大人気長期シリーズの元なのか。

    でも、おこんの話し方が好きじゃない。

  • ぬぬぬっ!さらに面白い展開に!
    20巻以上もどんな展開に?

  • 今回は終わったと思っていた国元での騒動が動き出します。
    磐音はいろいろ仕事をしますが、どれもこれもトラブルに巻き込まれるのは、なんにでも首を突っ込むせいなのか。
    庶民の生活は質素だけれども、仕事をもらえない侍はもっと大変そうだし、やたらと刀で切られる侍は本当に大変だ…。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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