真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ (ポプラ文庫) (ポプラ文庫 お 7-1)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591124796

感想・レビュー・書評

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  • 描かれる現実は辛いものばかりで、実際私がこんな状況だったらきっと早々に挫けてた。でもここに描かれてる人たちはみんな強くて、でもきっとそれぞれ弱いところとかもあって、それでもちゃんと生きてる。

    綺麗なだけの話しじゃなくて良かった。

  • 登場人物それぞれに、過去にあるいは現在重たい問題を抱えているにもかかわらず、物語は何故か、ほんわかと暖かい空気で進展する。作者の、登場人物のキャラクターの造型のうまさか、はたまた「おいしい」パンを媒介にするからか(笑)
    ともかく、次の作品も読みたくさせられてしまう。

  • 真夜中しか営業しないパン屋さんなんて、なにやら怪しい雰囲気。
    しかもちょっと素敵な男性2人。

    軽い日常ミステリー話かと思いきや
    意外に重い過去を持つ人たちだったりして
    あれ?そんな重い話?

    でも登場人物が おかまちゃんだったり、変態さんだったり
    憎めない人たちで。

    やっぱりドラマ化するんですね。 
    キャスティング失敗しなきゃいいけど...

  • 面白かった。
    イケメンのブランジェに、笑顔のオーナー。
    軽いタッチだけれど、意外とシリアスな面も。
    描いているのは愛情。
    かんたんに報われるものではないが、だからこそドラマがある。
    こだまが健気でかわいらしく、じーんときた。
    時々セリフにくすっと笑う。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-fddd.html

    • honno-遊民さん
      本屋の棚で見ると、ライノベっぽくて敬遠していたけど、KOROPPYさんのレビューを見て、読んでみたくなりました。
      本屋の棚で見ると、ライノベっぽくて敬遠していたけど、KOROPPYさんのレビューを見て、読んでみたくなりました。
      2013/02/28
    • KOROPPYさん
      ご指摘の通り、ラノベっぽい作品だと思います。
      ただ、軽いだけでは終わらない、とも感じました。

      シリーズものなので、
      第1作だけためしに読ん...
      ご指摘の通り、ラノベっぽい作品だと思います。
      ただ、軽いだけでは終わらない、とも感じました。

      シリーズものなので、
      第1作だけためしに読んでみるのも、
      ありではないかと^^
      2013/02/28
  • 読み終わった後、心がほんわか。
    焼きたてのパンみたいな小説。

  • クレさんと弘基さんの関係におどろき←
    でもかっこええからいい!!←スルーしてください

    読後、ものすごくパンを食べたくなる。
    それも ものすごく美味しそうなやつ(^-^)

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ものすごくパンを食べたくなる」
      と皆さん仰言りますね。パンを用意してから読もうかな?
      「ものすごくパンを食べたくなる」
      と皆さん仰言りますね。パンを用意してから読もうかな?
      2012/12/10
  • いかにもTVドラマ化されそうだけど、ほんわかしててよかった。でも、変態はどこまで行っても変態なんちゃうかなー笑

    ちょっと妖アパみたいな感じでもある。

  • 読んでて、イライラする話でした。
    なんだか、みんなが間違ってる気がする。
    一番イライラしたのはこだまと織絵のくだり。
    織絵の子育ては、どんな理由があろうとあり得ないし許されないし、いくらこだまが「織絵ちゃんが寂しがるから」っつったって、小3の子供を家に1人で寝かせるか?普通。

    私には、児童相談所の人も悪者チックに描かれてる気がしたんだけど…。
    こだまの父親だって、確かにとんでもない言い草のやつだったけど、「ネグレクトを通報しないのも、犯罪行為だ」と言うセリフは、間違ってないと思うよ?

    登場人物すべてが、自分の自己満足しか考えてない感じがして好きになれない。

    そして、いじめとかネグレクトとか重い題材なのに軽い感じ。
    希実はあの後学校で涼香とどうなったの?
    中学からさんざんいじめられてたのに(しかも涼香はそれがしたくてわざわざランク落として入学したのに)、殴り合ってさっぱりして終わり??

    これは続編とかがあるのでしょうか…。
    そこで、そういう関係とか希実のお母さんのこととか出てくるならまだ納得できるけど、これでは…。
    でも続編が出てもおそらく読まないかな、私は……。

    すみません、フィクションの細かいところに突っ込んで。
    だけどそういうところ納得できないと、純粋に話に入っていけないんです……。

  • 真夜中にだけ営業しているパン屋さん。
    そこに集まる人達は どこかしら何か問題をかかえている。
    育児放棄の母をもつこだまくん。母が大好きで健気に待っているのがなんともいじらしい。
    人と関わることをどちらかといえば避けてきた人達が、パン屋を通してお互い関わっていくことで繋がりができていくとこが いいな~と思う。

    次作では どんな人達がでてくるのか楽しみだ。

  • 本屋さんのポップにひかれて衝動買い。

    何これっ!?
    超おもしろかった!!!

    是非お勧め。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「超おもしろかった!!!」
      パン屋好きで、夜型の私としては、、、読みたいゼ
      「超おもしろかった!!!」
      パン屋好きで、夜型の私としては、、、読みたいゼ
      2012/08/20
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著者プロフィール

1975年、岐阜県生まれ。2005年に「ゆくとし くるとし」で第9回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、小説家としてデビュー。『真夜中のパン屋さん』で注目を集める。

「2019年 『路地裏のほたる食堂 3つの嘘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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