バーティミアス (3) プトレマイオスの門

  • 理論社
4.12
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  • Amazon.co.jp ・本 (638ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652077696

感想・レビュー・書評

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  • これも小さいとき読んで面白かった本その3。中学生入ってたかも。
    ひねくれた主人公が小賢しくて性格悪くて、出世欲もあって、でも捨てきれない人間らしさというところがリアルに描かれていて、本当に大好きでした。今でも話の内容をよく覚えています。
    それにしても下の注釈欄で妖霊バーティミアスがツッコミを入れているのを初めて見た時は何とびっくりしたことか……

  • 権力に溺れてすっかり嫌な奴になったジョン・マンドレイクがいなくなって、昔のナサニエルが戻ってきた!バーティミアスの過去も出てきたりして。とっても切ない終わり方だけど、ほんのり心が暖かくなるような。いつか、ナサニエルの姿をしたバーティミアスを見る人も出てくるのかな。
    2008/2/16

  • 涙があふれた。
    ラストはこれでよかったんじゃないか?と思います。
    「えっ?」ってなったけど。最後の最後までナサニエルとバーティミアスの最高の関係で終わってくれてよかった。
    ・皆、性格がよくない。
    ・やっとナサニエルのかっこよさが上がった。
    ・キティに逆らえない2人が最高。
    ・プトレマイオスは最後までかっこいい。一番いい性格。
    ・ここまで感動するとは思わなかった。
    ・あとがきを泣きながら読んだ。
    いいファンタジーですよ。

  • プトレマイオスかっこよすぎ!!!ナサニエルじゃなくて、ぜひこっちが主人公の続編を…!結末に不満はないですが、やっぱりナサニエルをもっと幸せにしてあげてほしかったなぁーこれを読んだら、ロンドン、プラハ、エジプトに行きたい病になりました。<内容>ゴーレム事件から三年─、ナサニエルは17歳で帝国政府のトップ7の仲間入りをしていた。だが国の情勢は不安定だ。長びくアメリカ侵攻に出口が見いだせない政府に、一般人たちがついに大規模な抗議運動を起こそうとしていた…。シリーズ第3弾・完結。

  • 最終巻!!
    こんなのありですか...って言いたくなりました。

  • この緊迫感、この展開、ここに来て前作2作が大きな意味を持って繋がる。大方の方の感想のとおり結末には涙(て、出なかったけど)してしまいそうになる。ハードボイルドなバーティミアスは主人であるナサニエルの命令に逆らえず働いているが、前作でであった少女キティに心惹かれるものを持っている。キティもまたバーティミアスに共感するものがあり悪魔や妖霊について理解しようとする。プトレマイオス,バーティミアスにとって特別な存在のこの主人との関係もこの本で明らかになるが、プトレマイオスの門から帰ってきて顔が変わったと言うので変なほうに想像してしまった。1作目より2作目、2作目より3作目とどんどん魅力的になった本だった。多分バーティミアスが考えるとおり過去との繋がりを絶ちたくないから、他の魔術師に呼び出され名前を教えてしまうのではと言う疑心暗鬼から開放しないのだろうが、他の魔術師に取られたくない、自分にも心を開いてほしいとナサニエルは願っていたのでは。でもヘロヘロになるまでとは、こういうのをなんとかって言うんだよなあ、「愛しさあまって憎さ千倍」あれなんか違うなあ。イギリスってこの手のファンタジーが豊富な国なのだなあ。2006・5・18

  • ナサニエルとバーティミアス、そしてキティの物語も遂に最終章。伏線もきっちり回収し、性根の腐った主人公も最後に改心し、割と満足な終わり方でした。強いて言うならバーティミアスが全編通して力を出せなかったのが残念。もっと元気に暴れ回って欲しかったです。

  • まだ、読んでいません。

  • 2巻で少しおもしろさ減した分、3巻がやばおもしろい!
    1巻をしのぐおもしろさ&感動で何回も読んでは笑って泣いた!
    バーティミアス&ナサニエルだいすき!!

  • バーティミアス3部作の完結編。
    結末はあんまり納得いかない。
    というか、物足りないというほうが正しいかな。
    あそこで終わるとは思わなかった。
    それでも、この本は面白かったと思う。
    じれったかったナサニエルとバーティミアスの関係が
    ちゃんと友情で結ばれてよかったです。

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著者プロフィール

イギリス、ベッドフォード生まれ。7歳から物語を書き始める。子どもの本の編集者をしながら自分でも執筆。「バーティミアス」三部作は世界的なベストセラーになる。著書に『勇者の谷』(理論社)、「ロックウッド除霊探偵局」シリーズ(小学館)などがある。現在は家族とともにハードフォードシャーに暮らしている。

「2021年 『スカーレットとブラウン あぶないダークヒーロー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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