- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761267438
感想・レビュー・書評
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パワーポイントで作成した資料の色の表現が「派手すぎる」、「目が痛くなった」といった耳が痛くなるようなご指摘を頂くことがあまりにも多いので、このままではいかん、何かヒントが欲しいと思って買ったのがこの本。
上手に色を使うための基礎知識からカラースケールの応用例まで、解説つきでわかりやすい。もちろん、色のことだけではなく、数字の表わし方、フォントの選び方、ピクトグラムの作り方などなど、ノウハウがいっぱい。プレゼンの場面やTPOに合わせて図表を選んだり、作ったりすることも大切なんやなぁ。これはバイブルになる。
それにしても日本の場合、インフォメーション・グラフィックスに関する教育機会って極端に少ないような気がする。学校ではもちろん、企業内教育の場においてもあまりそういう研修は見当たらない。
独学だけでやっていると、私のような大阪仕込みの原色派手派手の資料になったり、一方でまったく無味乾燥な資料になったりとバラつきが出てしまう。プレゼン技術と同様に、図解表現がビジネスの現場で必要とされる技術、能力である限り、教育の場を用意することが重要なことだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プレゼンや資料等に図表を利用する際の手法について細かく記されている良書だと思います.特に図表を記述する際に間違った例と正解を見開きでそれぞれを比較できるようになっていてとても見やすいです.
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シンプルできれいな表紙だったので、思わず手に取り、パラパラとページをめくると、様々なグラフの例が。
そのどれもがとてもシンプルできれいだったので、「こんなグラフを書けるようになりたい」という想いで本書を購入しました。
本書でも訳者が言っていますが、図表は複雑な情報を効率よく、わかりやすく相手に伝えることができるツールです。
この図表をうまく使いこなせるようになると、社内の資料を作る時やプレゼンをする時にも、効率よく、説得力をもって伝えることができます。
本書は、単純に図表を書くためのノウハウだけではなく、様々なダメな例(わかりづらい図表の例)も多く載っているため、視覚的にわかりやすく図表を書く上で注意するべきポイントを身につけることができると思います。
本書にあるノウハウは、多くのビジネスパーソンが無意識に行なっていることかもしれませんが、一度その一つ一つの意味を理解しておくことは非常に重要だと思います。
また、多くの人が経験あると思いますが、「このデータをどのようなグラフで見せようか」と悩むこともありますよね。
しかし、本書で一通り図表のバリエーションを身につけておけば、データの見せ方で悩むこともなくなり、その結果、仕事の効率も上がるのかなと思いました。
データ整理や、プレゼンを行なう機会の多いビジネスパーソンにはオススメの一冊です。 -
グラフとか表の書き方の、良くも悪くも教科書。
データの並べ方だったり、色使い、補助線の引き方を解説している。ウォールストリートジャーナル式と銘打ってはいるものの(?)、特別なことは特に無し。逆にそれが情報を伝えるということの本質な気もした。
図解表現の本だけあって本の中身自体も中々なおしゃれでした。
新宿紀伊国屋の新南口の方で購入。この日買った本は軒並みいまいちだった。 -
図表をわかりやすく、効率的に伝えるためのノウハウが紹介されています。
この本の知識を全ておさえておくというよりは、一通り読んで、あとは必要なときにすぐに参照できるようにしておくべき本だと思いました。
ビジネスにおいて、頻繁に図表を扱う人にとっては参考書的な一冊になるのではないでしょうか。 -
前半は、グラフや表を使う際の基本的なルールについての確認程度の内容。後半は、ケースに応じてのテンプレみたいな内容。全体の内容は常識として抑えておきたいというような一冊。
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これは仕事に使える!
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実用書。
ウォールストリートではないけれど、
NY Timesの図説にすごくわかりやすかったのがあるのでリンクを貼ります。
http://www.nytimes.com/imagepages/2011/07/31/business/31debtGraphic.html?ref=economy
(各国政府が抱えている債務残高) -
インフォグラフィックスの基礎というか、ただのグラフの作り方の原則論。これはこれで重要。
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図解は「シンプル」に。伝えたい内容が伝わることが大切。
たとえば棒グラフを立体的にすると上辺がどこかわかりにくくなってしまう。