- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761512866
感想・レビュー・書評
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これぞソーシャルの在り方と生き方を模索していた自分の探し求めていた本。
コミュニティや社会をデザイン。ソーシャルデザイナー。
まさしく政治家でも、役人でも、企業でも出来ないデザイナーとしてのデザイン。
著者の山崎氏はもともとデザインを生業にしてから社会や仕組みをデザインすることに変換していった。
自分はデザインを学んだわけでもないし、出来るわけでもない。
しかし、こうありたい。なってほしいというビジョンだけはある。デザインが出来なくても、ソーシャルのデザインは出来る…はずである。
自分用はそういうソーシャルデザイナーを目指していきたい。
まちづくり等を超越したものを作り出す仕組み。
また、現在行ってるワークショップ等の参考になる事例ばかりのっていてそういう活動をしたい人たち全ての標となる書籍だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
318.8-ヤマ 300306834
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とても面白い。1番目からウロコだったのは、デザインの5つの可能性のところ。私もイベントを考える時参考にしたい。
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「どこか有名なまちづくりの事例を調べて、同じような手法でまちづくりを提案することはコミュニティデザインの訓練にはならない。」
何よりも現地住民と対話するコミュニケーションが大事。 -
色々やっているなぁという印象だけれども、読むタイミングが悪かった。とても素敵な仕事だけれど、自分にとっては経済効果が一つ大きなインパクトの指標ではあるので、少し自分の目指したい方向性とは違った。
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これは面白い。モノをデザインするだけでなく、作った後にそれを使う人達がどう使うか。時間と空間、人とのコミュニティをデザインした公園、町、島などいくつかの事例を紹介している。
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おもしろい
山崎さん自身が、ソフトだけではなく、もともとハード面の仕事をしていたことが非常に説得力をもっていると思う。経験知を文字にした感覚が読みやすく、共感しやすい。
市民参加のかたちだけではなく、行政参加のかたちも考えるべき。 -
山崎さんのまちづくりは、地域に入っていき、住民たち自身で議論させ、結果的に住民たち自ら主体的にまちづくりに参加させるファシリテーションがすごい。
時間はかかるかもしれないが、継続的にまちが発展していくためには、一時的なまちづくり屋さんが介入するだけではだめで、地域に住んでいる人が自ら継続させることが必要である。