つくる、増やす、流すで、あなたの血流は良くなる。
血が作れるようになり血流が増えると、脳内の幸せホルモンなども増える。
そのことによって、ストレスさえも感じにくくなる。そして、血管の緊張がとれ、ますます血流がよくなり、心も体も調子がよくなるという好循環がどんどん展開していく。
血がつくれない「血虚」体質の人は、
疲れやすく、やる気が出ない。
血が足りない「血虚」体質の人は、
婦人科系のトラブルが多い。
血が流れない「気滞」「瘀血」体質の人は、
ストレスに弱くイライラしがち。
血流を良くする時間は「4ヶ月」
赤血球の寿命。生理のもととなる卵子が準備されるのにかかる時間。
つくる、増やす、流すの順番を必ず守る。
たった4ヶ月で心も身体も変身する。
思い続けることで願いを叶える。
自分自身が積み重ねたものは絶対に自分を裏切らない。
突っ込みどころが多いという事は、それだけたくさん改善点があるということ。
自分自身の生活を見直すという事は、自分自身を大切にすることに他ならない。
胃腸が元気になるのはもちろん体の活性化のためにも寝る前は満腹より空腹が良い。
朝食は頭の働きがよくなり体温があがる。体内時計がリセットされる。
1週間夕食断食で胃腸が蘇る。
体に取り入れるすべてのものに共通して、効くか効かないかは、消化器の働きにかかっている。
昔に比べてほとんどの野菜の栄養価が下がっている。
旬の野菜は栄養価が高い。
血をつくり、増やすためには、ただ食べるだけでなく旬を意識して食べる事がとても大切。
お肉抜きでタンパク質を補う事は実際にはなかなか難しい。
野菜からでは肉を食べた時より吸収率が悪い。
体脂肪と女性ホルモンは大きく関係している。
体脂肪率17%になると女性ホルモンが作られ初潮が来る。初潮年齢が下がったのは昔より栄養状態がよくなったため。
ヘム鉄は溶けやすくイオン化しやすいのが特徴で、吸収率が高い。非ヘム鉄の吸収率がたったの5%しかないのに対して、ヘム鉄は25%。同じ量の鉄分でも、ほうれん草を食べるよりも鳥モモ肉を食べた方が、なんと5倍もたくさん吸収される。
骨の部分が血を作る力が強いので、手羽先がオススメ。
インナーマッスルを鍛えるのに1番良い方法が、ドローイン。30秒ドローインを日常に取り入れる。
食べ方を変えていくと同時に、
物理的に内臓を正しい位置に戻していくことも、胃腸の働きを整えて血を作るためにとても効果的。
食事を自分にとってちょうど良い量にすること、血をつくる食材をしっかり食べていきことが大切。
食事をして血をつくることは、自分自身の命を養う事。
血を増やすためには23時までに眠るだけでいい。漢方では午前0時を挟んだ前後2時間は、体の陰と陽が入れ替わる時間であり、その時間に眠っていることが重要。入れ替わりの後、1〜3時が血を作る時間。陰と陽が入れ替わって初めて血がしっかりと作られる。
血が足りない人は夢をたくさん見る。
脳の掃除は熟睡している間にしかできない。回収された老廃物は血流によって脳の外へと運び出される。
不眠が血不足を招き、また不眠を悪化させる。
不眠スパイラルから抜け出すには、血を増やすこと。
元気な胃腸をつくることで徐々に眠りの状態は良くなり、さらに血が増えていく。
メラトニンは活性酸素を退治する働きもあるため、若返りや抗がん効果もあるとされる。しかし、若い時には大量に分泌されているが年をとるとだんだんと減少する。
「貧血=鉄不足」があるとメラトニンそのものが作られなくなる。鉄不足になると幸せホルモンであるセロトニンが作らなくなる。メラトニンは、セロトニンから作られる。
そのためセロトニン不足はメラトニン不足に直結する。貧血でうつや不眠が起きてしまうのは、同じ鉄不足が大きな原因。
セロトニンやメラトニンの原料になっているのは、大豆や動物性タンパク質に含まれるトリプトファン。
脈打つリズムが呼吸のリズムと一致する。
男性は動脈に、女性は静脈に注目して血流を良くする事が大事。
現代の西洋医学の検査は、静脈の状況を調べるものはほとんどない。しかし、血液の分布の割合は、動脈の血液量を1とすると、静脈の血液量はその4倍。
見えない部分の方が大きな割合を占めている。静脈の血流が悪くなりやすい女性は、結果として全身の血流までもが悪くなってしまいやすい。
漢方では、男性は「陽」、女性は「陰」とされる。同じ血管でも動脈が「陽」、静脈が「陰」とされることを考えれば、女性が静脈と関わりが深いのはとても自然な事。
第二の心臓、ふくらはぎ。
ふくらはぎは「筋ポンプ作用」で筋肉の収縮を使って心臓へ血液を送り返す働きを静脈の弁と共同で行なっている。
歩くことは直接的に血流を良くすることに繋がっている。
ふくらはぎが二足歩行をする人間にしかないことをみても分かるように、重力に逆らっている分だけ、血液は足に集まりやすくなっている。
リンパのめぐりをいくらよくしてもむくみが改善しないのは、90%を占める静脈のめぐりをよくしていないから。
「静脈の血流=水の流れ」をつくり出しているのは呼吸。深くて大きい呼吸を。
冷えによって最大のダメージを受けるのが子宮•卵巣。
血液は熱を運ぶ働きがある。
冷えると冷えを運ぶことになる。
冷えによって血流が悪くなって、血流が悪くなる事でますます冷える。
足首を温める、足の指先のストレッチが効果的。
「三陰交」「血海」を押せば血流の泉が湧く。
三陰交は胃腸、血液、水の巡りと呼吸を良くする。血海は血を胃腸に戻す働きがある。
冷えを取り、子宮や卵巣の働きを整える他、美肌美白効果やバストアップも期待されている。
ツボを押すときは、ながらでは無くリラックスして集中することがポイント。ゆっくりと。
「陰」は、ネガティブなものではなく
支えているもの、調和と平和、ミステリアスで見えにくいもの。
陰=調和
目の前の悩みや障害を乗り越えることで次の視界やその先の展望が開けてくる。見ないふりをして進んでも、先が見えずに不安だけな大きくなってしまう。だからこそ、まず目の前にある課題を解決していくことがとても大切。
血流改善に取り組むと芋づる式にその他の悩みや課題も一緒に解決していくことに繋がる。
そもそも血がある程度巡らない事には漢方も効果を発揮しない。食事制限だけでは下半身太りは全く解消しないが、運動だとバランスよくやせる。血流のため。動くことによって下半身の血流がよくなり、体温が上がるために上半身と同じように脂肪分解が順調に進むため。
生理痛はないのが正常。
漢方では「不痛則痛」(通ざればすなわち痛む)といって、血流がよくないと痛みが生じると考える。
冷えれば血管が収縮して血流が悪くなり、血流が悪くなると血が届かないために冷える。
生理痛は血流が悪化した状態が子宮に影響しているというサイン。放置しておくと、婦人科系のさまざまな病気や問題を招くことになる。
応急処置として温める。
根本的には血を増やす。
血流をよくして温めることで、生理痛は必ずよくなる。
更年期に血を補って症状を改善するのにもっとも適した食材は味噌。豆腐や豆乳のイソフラボンより吸収されやすい。味噌に多く含まれるダイゼンという種類のイソフラボンは体にすーっと吸収され、効果を発揮する。
髪は血流の余り。
コラーゲンが効かない人は血が足りない人。
血流を良くすれば、自分の心は安定する。
毎日の生活を穏やかに送れるようになるだけでなく、過去と向き合い、挫折や失敗、いやな出来事を乗り越える環境をつくることにも繋がる。
心の力×体の力=実現力
夢や目標があるのなら、その目標に向かう意志を支える必要がある。そして、その支えになるものこそ、血流にほかならない。
「普通」は誰が決めているのか?