靴に恋して

著者 : 谷村志穂

• ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2004年9月30日発売)

感想・レビュー・書評

[小川美禰子さんの感想 · 2007年9月12日]

オシャレは足元から。
と言われるように、女性にとって大切な靴をテーマに取り扱った女性向の短編小説。
でも、いまいち感情がわからなかったり、とてもありきたりだったりと、あまりいい作品集ではないような気がします。
もっと特別な1足があるのでないでしょうか。と思わせる作品。

[the_shoe_fairyさんの感想 · 2007年3月15日]

表紙が可愛い。<BR>
谷村志穂さんの「赤い靴のソウル」が好きです。<BR>

[那由多さんの感想 · 2006年12月31日]

★…3.5くらい。

[ちゃいろいさんの感想 · 2006年12月1日]

「靴」をテーマにした、女性作家ばかりのアンソロジー。
名を連ねた作家は有名な名前が多いのだけれど、どの短編もなんとなく出来がいまいち。
せっかく靴という女性にとってはちょっと特別なアイテムをテーマにしているのに、それを生かしきれていないかんじ。靴に対する感じ方とか捉え方が、どの作家も似通っているせいか、群を抜いた何か、というものがない。
ハイヒール＝オトナの女信仰には飽きたよ。

[やすさんの感想 · 2006年11月19日]

短編小説。野中柊さんの「サイズ」が1番お気に入り。

[いろはさんの感想 · 2006年9月4日]

可もなく不可もなく。よって印象が薄い。

[milkyluvさんの感想 · 2006年8月26日]

靴にまつわる短編集。素敵！

[しづきさんの感想 · 2006年7月4日]

靴は好きなんです。気に入った靴を見つけると、本当に嬉しい。新しい靴で出かける時は、足元を見るたびにニコリニコリ。
ただ、悲しいかな私の足は甲が高くて、まるっこくて、まともに履ける靴が限られるのですよね。パンプスなんて凶悪に似合わない……。かかとをカツカツ鳴らしながら、姿勢良く颯爽と歩きたい、なんて思ったりもするのですけど、実際にはぺったんこ靴を履いていることが多いです。おまけに方向音痴の私は、無駄に歩き回ることが多いので、せっかくのオシャレ靴もすぐに履き潰しちゃうんですよねえ。嗚呼、もったいない！（>_<）　特別な時に、大切に履ける靴が欲しいな。そういうモノを持った生き方をしたいな。

[香澄さんの感想 · 2006年1月22日]

同名の映画に関するアンソロジー。靴一つでもいろんな物語を持っている。

[regulusさんの感想 · 2005年10月16日]

短編って個人的にあんまり好きじゃないんですが、いろんな作家さんのが読めて新しい人を見つけられるかと思って読んでみました。

著者プロフィール

1962年北海道生まれ。北海道大学農学部卒。’90年『結婚しないかもしれない症候群』で鮮烈なデビュー後、’91年に処女小説『アクアリウムの鯨』を刊行する。自然、旅、性などの題材をモチーフに数々の長編・短編小説を執筆。紀行、エッセイ、訳書なども手掛ける。2003年『海猫』で第十回島清恋愛文学賞を受賞。

「2021年 『半逆光』 で使われていた紹介文から引用しています。」