- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797368116
作品紹介・あらすじ
あたしの名前は中沢農。ここ県立田茂農林高校-『のうりん』で普通に農業やっとったんやけど…どえらーことになってまった!ほれとゆーのも、幼馴染みのコーサクを狙う転校生が!おまけに最強の刺客『四天農』まで動き出ーたもんでさあ大変!バイオ鈴木!ウッドマン林太郎!ローズ花園!マネー金上!そして…ボイン良田ッ!!あれ!?五人おるよ!?ままええわ、みんなまとめてかかって来やあ!コーたんのマッシュルームを最初に収穫するのは、このあたしなんやから!!大暴走農業学園ラブコメ第2弾!見よ!農場は紅く萌えているっ。
感想・レビュー・書評
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綿密な取材に基づいて書かれていることがよく伝わってくる作品。
農業ネタをライトノベルというフィールドに馴染ませるための『つなぎ』として、旬の作品のパロディを主軸とした選択には賛否が別れるところかと思います。個人的にはオリジナルネタで勝負してくれたほうがよかったですが、まあ好みの問題だと思われます(パロディネタ自体は幅も広く、面白かったです)。
それにしても…このシリーズ、あとがきにおける謝辞の割合が尋常じゃない(笑)。丸々3ページ謝辞で埋まっているあとがきは初めてです(笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『もえたま!』はどこで売っているのですか? 楽天? Amazon? 切符さんのイラスト卵ほしいですw
ハッとするのは、ネタ満載の作品の中に忍ばされた農業の風景。命と真正面から向き合う仕事の一部をまざまざと見せつけられて、日本における農業の現実の一部が語られて、感じるものは少なくない。ただ、そういうイイ話的な展開で終わらせないのが流石w 次も期待大です。
それにしても、無精卵を『ゴムをつけたときのたまご』とコピーつけるのは凄いなw -
前巻と同じく、ギャグとラブコメの緩急が激しい作品だね。
ギャグパートはパロネタ満載で、まあ方々から怒られない限りは頑張って欲しいな。
ラブコメパートは耕作を巡る三角関係が意外な形で決着した。いい気味だね。
エピローグで継の過去に少し触れたけど、次はそちらかな? -
らじかるエレメンツや蒼海ガールズと比べ
ずいぶんあかぬけた(というと違うかもしれないが)印象
キャラクタの使い方も話の進め方も同じ作者と思えないほど巧妙
良く出来ている -
のうりん2巻目
全体的に簡潔に話がまとまっているので、読みやすい。 -
20140701
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耕作の名を騙って林檎と文通をしていたことがばれてしまった農。
農と林檎と耕作の関係がどうなっていくか気になる。 -
相変わらずギャグと真面目とシリアスのバランスが絶妙ですね。
W(ワールド)カップ笑いました。
ただ、○モやレ○をネタ的に扱っているのはマイナスポイント。 -
購入して読み。
・岐阜の枝豆は、関西方面じゃけっこう有名(p19)
・五人いるのに「四天農」。特にローズ花園が好き。
・「どうして……農業を続けられるの?」
「すぐに芽の出るものなんて、ないんだよ」
のやりとり(p250)が心に残った。高校生なのにここまで達観できるのか?という気もするけど、農業するとそうなるのかもしれないなあ。