スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

制作 : 外村仁 解説 
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822248161

感想・レビュー・書評

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  • 最近読んだ本では抜群に面白かった。プレゼンする機会はあるが、目から鱗がボロボロ落ちるノウハウが満載。何よりも素晴らしいのが「楽しみながら」読めるということ。あ〜、面白かった( ̄▽ ̄)

  • ただの新しい電化製品の紹介なだけなのに、Appleの新製品紹介はわくわくしてしまう。そんな人は多いと思う。
    スティーブ・ジョブズのプレゼンの魅力にやられてる人が。

    そのプレゼンのテクニックを紹介したのがこの本。

    一人の人物のプレゼンテーションの解説だけに、400ページもびっしりと文字が埋められている。こんなに沢山書くことがあるというのは、作者の観察眼の凄さであり、ジョブズのプレゼンの凄さを現しているのだろう。

    この本で書かれたジョブズのプレゼンの原則を知っているだけでも、意味があると思う。プレゼンをうまくなりたいと思っている人は必見。

    とにかく、まずこのプレゼンを見よう!前半三分だけでも。
    http://www.youtube.com/watch?v=L0XeQhSnkHg
    ジョブズの上手さと観客の反応が相まって最高の舞台となっている。このビデオを見たら、次はこの本を買って読んで、他人の心をワクワクさせたくなると思う。

  • ■おすすめ対象
    企画や営業
    ■一言
    テクニックもあるけど、「情熱・愛」が違う!?
    ■感想
    3人の子持ちです。
    JOBSのMac、iPod、iPhoneに対する気持ちは、自分の子供を思うのと同じような感じかなと。
     「かわいくてしょうがない」
     「立派に育って欲しい」
     「人にも愛されて欲しい」
    YouTubeも良いけど「生JOBSプレゼン」を体験したくなる本!

  • あのジョブズのプレゼンをロジカルに分析して、誰もがあの素晴らしいプレゼンに少しでも近づけるようにした良書。自分のプレゼンの中で、全部がそのまま実践出来るわけではないが、どこかにそのエッセンスを少しでも取り入れられる場所があるはず。自分のプレゼンスタイルを変革できるチャンスである。

  • ノウハウを綿密に練りこんだ本の構成が、大変印象に残りました。
    スティーブ・ジョブズのプレゼンが、人を惹きつけます。
    これほど詳しく記述した本は、最初で最後ではないでしょうか?

    コンテンツは、こんな感じです。
    構想はアナログでまとめる
    一番大事な問いに答える
    救世主的な目的意識を持つ
    ロードマップを描く
    正義の味方を登場させる
    数字をドレスアップする
    うっそー!?な瞬間を演出する
    存在感の出し方を身につける
    簡単そうに見せる
    など

    本文より
    「今日、アップルは電話を再発明する」
    「今までに売れたiPhoneは400万台。うれしいねえ。
     1日平均2万台のiPhoneが売れたことになる」
    「iPodはガムより小さくて軽いんだ」

  • 『感想』
    〇題に驚異のプレゼンとあるように、ジョブズのプレゼンの秘訣を勉強できると思ったのだが、著作権の関係かプレゼン画面はなく、それを文字化したものが載っている。本文には文章ではなく絵や写真を使ってアピールしろとあるのに、それをいう本がこれではがっかりする。

    〇人々を惹きつける法則は確かにその通りだろうが、これはジョブズだから最大の効果を発揮できるだけで、一般的にはそこまでは難しい。それは個人の魅力の問題だけでなく、このプレゼン方法が許される環境であるかが問題である。自分としてはよくても組織を代表して発表する場合、組織が求めるプレゼン方法があるからね。相手の前に自分の組織を納得させられるかが一番の関門だから。

    〇相手の質問をこちらの想定フィールドへと引っ張るバケツ方式はテクニックとしてよい。しかしこれは自然に持っていけるだけの力がないと、逆に相手に不満を感じさせてしまう。

    〇最後は努力と個人の人間性かな。同じ資料を使って説明しても、話者が違うと受ける側の印象は確実に違う。心に響く説明って誰でもできるわけではない。

    『フレーズ』
    ・スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションは体験を生みだすことを目的に作られている。聞き手の心を動かし、沸き立たせ、やる気を起こさせる体験—「現実歪曲フィールド」を構築するのだ。(p.9)

    ・大好きなことを見つけてほしい。仕事というのは人生のかなり大きな部分を占めるわけだけど、本当に満足するには、すごい仕事だと信じることをするしか方法がない。そして、すごい仕事をするには、自分がすることを大好きになるしか方法がない。まだ見つからないなら、探し続けてほしい。あきらめちゃいけない。【スティーブ・ジョブズ】(p.65)

    ・大好きなこと、どうしてもやりたいと思うことが見つかれば、ああもう1日、それができると太陽が昇るのが待ち遠しくなりますよ。【クリス・ガードナー】(p.66)

    ・自分はおかしいんじゃないかと思う瞬間が人にはある。その異常こそ天賦の才の表れなんだ。そういう人のために僕らは製品を作っている。【スティーブ・ジョブズ】(p.67)

    ・リーダーが現状に満足することはない。よりよい未来が見えているだけに『今の姿』と『あり得る姿』のギャップにいてもたってもいられず、前へ前へと進んでしまうからだ。これを人はリーダーシップという。【マーカス・バッキンガム】(p.73)

    ・「退屈なものに脳は注意を払いません」と認知学の専門家、ジョン・メディナは言う。しかし、「心に訴えてくるもの」には注意を払う。(p.271)

    ・人は他人について評価を下しつづけるものだが、評価の大勢は最初の90秒で決まってしまう。(p.306)

  • スティーブジョブスの情熱、そしてプレゼンに対する並々ならぬ思い。とにかく練習、練習、練習。
    分量はあるが、プレゼンを聞いているがごとく、引き込まれて、特に後半は一気に読めた。
    "カリスマは誰でもなれる"でカリスマの一例としてスティーブジョブスを紹介されていたので、読んでみたが、大正確。プレゼンがあまり好きでない人も、プレゼンを好きになるために何をしたらいいか、勇気をもらえる良書だった。

  • すごーく今更ではあるものの。ずっと積読してた一冊をようやく。
    プレゼンという仕事が本当に嫌いすぎて、嫌いすぎて、嫌いすぎてたら気づけば逃げれなくなってしまっていた。本には沢山のヒント、沢山の学びがあった。もう少し早く読んでたら、好きになってたのか。いや、今も嫌は嫌だから変わらないと思うが、少しだけ楽しんで仕事ができそになった。

  • ■一言で言うとどんな本?
    ・聴衆を惹きつけ、共感させるプレゼンテーションの秘訣をスティーブジョブズのスピーチを通じて学べる本

    ■気づき
    ・これほどの人物であっても、大事にしているのは事前に何日もかけた資料の準備とリハーサル。想定外を想定している。

    ■今後の行動への反映
    ・「自分が売ろうとしているのは、本当は何なのだろうか」を自問し続ける
    ・提供するものやサービスの先に、人の暮らしがどう良くなるのかを考え、伝える
    ・先ず第一に話のストーリーを紙に書いて整理すること。
    ・なぜそのトピックを気に掛ける必要があるか?をストレートに述べる
    ・内容を3つにまとめる
    ・物事はシンプルに、言葉も専門用語は使わない。顧客にとって価値のある言葉に置き換える。
    ・自分だけの「パッションステートメント」を作る。なぜ心から真剣にそうしているのかを1文にまとめ、売り込む相手に伝える。

    ■印象に残った言葉や表現
    ・「大好きなことを見つけてほしい。仕事というのは人生のかなり大きな部分を占めるわけだけど、本当に満足するには、すごい仕事だと信じることをするしか方法がない。そして、すごい仕事をするには、自分がすることを大好きになるしか方法が無い。まだ見つからないなら、探し続けて欲しい。あきらめちゃいけない。」byスティーブジョブズ
    ・「情熱が無い人は元気がない。元気が無い人は何も手に入らない」byドナルドトランプ
    ・究極のエレベータピッチは(1)何をするのか?(2)どの問題を解決するか?(3)他と何が違うか?(4)なぜ気に掛ける必要があるか?を端的に述べたもの。

    ■こんな人にオススメ
    ・営業職や経営層など、人前で話すことが多い方

  • ☆体型づけられた驚異のプレゼン術を手に入れる

    伝え方の本をある程度読んで学んだが、プレゼンに特化したものを読んだことがなかった。ジョブズのプレゼン術の中で自分にも使えるテクニックはあるのだろうか。本書は18のシーンに分けてポイントを物語仕立てで解説している。プレゼンの中でストーリーを作り、聞き手の1番解決したい問題に答えを出し、体験の提供をする事で聴衆の聴覚、視覚、触覚全てに訴えかけることが出来き、自分の伝えたい事を相手の心に届けることが出来るのだ。そこで、相手の心に訴えかけるストーリーを作り、その中で相手に自分の体験を感じてもらうため、使えるシーンを何度も読み返して自分でも少しずつ実践しようと思う。

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著者プロフィール

ベストセラー『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』『TED 驚異のプレゼン』(日経BP)の著者。グーグル、アクセンチュア、インテル、コカ・コーラ、リンクトインなどのコミュニケーション・アドバイザーを務める。人気の講演者として、製品を売り、ブランドを成長させ、人をやる気にさせるようなプレゼンテーションとストーリーの伝え方をCEO やリーダーに教えている。Forbes.com やInc.com にも寄稿しているほか、ハーバード大学のエグゼクティブ・エデュケーショナル・インストラクターも務める。

「2019年 『伝え方大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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