だるまちゃんとてんぐちゃん

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  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834001242

感想・レビュー・書評

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  • だるまちゃんとてんぐちゃんは大の仲良し。
    だるまちゃんはてんぐちゃんの持ち物を何でも欲しがって家で探してもらうのですが・・・
    てんぐちゃんのうちわ、ぼうし、はきものはあるものでうまく代用。
    では長い鼻はどうするかな?

  •  てんぐちゃんの持ち物を羨ましく思って、似たようなものをどんどん見つけては嬉しそうに身につけていくだるまちゃん。そんなだるまちゃんを陰ながら温かくサポートする家族。だるまちゃんを見たてんぐちゃんの温かい反応。「○○ちゃんが持ってたから私も欲しい、買って」みたいなことってよくあるけど、この絵本を読んだら、子どもがそこで何を欲しているのかがよくわかる。つまり、本当に正真正銘おんなじものが必要なのかどうかってこと。本人が満足し、周りもそれはそれとして「いいね」と認められるようであればいいんだ。
     なぜ4なのかというのは、絵の好みの問題…すみません。

    2021.5.
    最近またよく読むので追記。
    「泣きそうになって怒って言いました」って表現と絵が、たびたびめちゃくちゃ的確というか立体的に感じる。

  • だるまちゃんがどんなおねがいをしても、嫌な顔ひとつしないで最大限に可能性を広げてあげるおとうさんに感動した。うしろでにこにことご飯の準備をするおかあさんやそれはいいねといつでも認めてあげるてんぐちゃんにも感動。最後はことりが止まって一番いいものに。ああ、子供を認めてあげるってこういうことなのかと教えられた。
    りょーまはあまり触りたがらず。どれがいい?と聞くと何故か「笠」と和モノを選んだのが面白かった。(H22.1.31)

  • 2008/12/3

  • だるまとてんぐ。

  • 2歳最後までちゃんときいて、もう一回!もう一回!

  • お友達と同じものが欲しいという気持ちに
    子供は特に共感できると思います。

    5歳の息子が
    「おおまちがえのとんちんかん」
    で大爆笑していました。

    だるまちゃんのお父さんの優しさや、
    だるまちゃんとてんぐちゃんの仲のよさに
    ほっこりします。

  • 1歳5ヶ月
    子供は読んでる途中で飽きてしまうみたいですが、私としては読んでて可愛いなぁとほっこりしました。
    もう少し大きくなったらまた読みたいと思います。

  • 記録

  • おわんをかぶったところで大喜びして、何度も読んでとせがむ2歳児。
    ほしいと言ったものを全力で探してくれるだるまどんの無償の愛を感じ、幸せが詰まっているような絵本

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著者プロフィール

加古里子 1926年、福井県生まれ。東京大学工学部卒業後、民間会社の研究所に勤務しながら、セツルメント福祉運動、生活文化活動に従事。退職後、東京大学、東京都立大学、横浜国立大学等で児童文化教育論、児童行動論を講義。この間、絵本・紙芝居・物語等の創作と著述を行い、伝承遊びの調査研究を行った。絵本には、『かわ』『ゆきのひ』『とこちゃんは どこ』『マトリョーシカちゃん』『あなたのいえ わたしのいえ』『ことばの べんきょう(全4巻)』『海』『地球』『宇宙』『人間』、著書に『加古里子 絵本への道』(以上、福音館書店)『伝承遊び考(全4巻)』(小峰書店)等がある。工学博士、技術士(化学)。2018年没。

「2018年 『だんめんず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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