たった1つの図でわかる!図解経済学入門【POD】

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 254
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866673516

感想・レビュー・書評

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  • 経済学を簡潔に理解したい人にはうってつけ。分量も少ないのでちょうどいい。

  • 中小企業診断士試験対策、経済学

  • 需要と供給の経済学を図解している入門書。
    知識や理論だけあっても無意味で、実社会というフィールドでの実践、具体的な事例に落とし込む、という実践的な考え方に共感した。
    自分事として捉える意識を持つことで、ニュースを漠然としたインプットではなく、投資など先の見通しの役立ててみようと思えた。

  • 経済学の大枠がわかったような気がする。
    例えばの説明が逆に分かりにくい部分もあったが
    基本的に分かりやすい内容だった。

  • 需要と供給の図を用いたら経済を9割理解できるという主旨で書かれているもの。
    単純な物の価格の考え方から、経済政策とその影響などについて需要と供給の図を用いて原理や考え方を説明している。
    経済学を知らない人にとっては新しい発見があると感じた。

  • シンプル、わかりやすい、納得。

    読了40分

  • 内容が具体的で分かりやすいので、本当に入門書として適してる。

  • 前半や中盤はよくある需要供給線の解説本だったが、最後の方は、筆者の思い"政府よりも民間・個人の方がお金の使い方に長けている。(政府はお金を使う為にお金を使うので、無駄な所にお金を投じる可能性が高く、逆に個人や民間の方が生活に直結しており、生きるか死ぬかにお金を使っているので、想像性も高く賢い使い方となる。)"という主張が色濃く出ていて、面白かった。
    また、最後のコラムで"生きた知恵"の獲得方法について、抽象論のみ理解するのではなく、どれだけ具体的な例を持っているか?を考えて理解しているか。ということが重要であることを主張しており、それに感銘を受けた。


    本の内容
    ・経済は需要曲線と供給曲線が本質である。
    (1個1万円のリンゴは農家の方としては多く売りたいが買い手としてはそれほど欲しくはなく、10円のリンゴであれば多く売りたくはないが、買い手としては多く買いたい。1個100円というのが需給両者の納得の行くポイントであるという事。)
    ・マイナス金利を実行する事で、日銀口座からの利率を得る事ができず、むしろマイナスとなる為、民間銀行は市場へ資金供給を増やす。それにより、市場に資金が回り、経済が活性化する。
    ・市場が適度に活性化している段階では、政府が介入する必要はない。#
    ・マネタリーベースを上げる事は、単純に日本銀行券の量が増える事になるので、日本円は下落(円安)となる。
    ・消費税ではなく、所得税を増税すべき。
     →仮に消費税が3%→10%になった場合、低所得者にとっては大打撃で富裕層にとってはあまり影響はなく、助けを求める方に対して打撃を与える悪手であるから。(共和的な考え方。)

  • 初めに宣言している通り、需要と供給の関係からほとんどの経済の現象を説明していて経済学の入門書として相応しいと思う。ミクロ経済学、マクロ経済学などの経済用語の導入も行っているので次に学ぶべき分野がわかりやすいのもありがたい。

  • ソーシャルメディアで失言し内閣官房参与を事実上引責辞任したり、メディアで拝見してもいい印象はなかった。
    しかし本作で、独創的かつ丁寧な説明ができる実力があることを知る。
    つまらない学者の書いた経済学入門が数多くある中で
    トップレベルでわかり易い名著。AmazonPrimeで無料であっという間に読めて文句なし

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著者プロフィール

嘉悦大学教授、株式会社政策工房代表取締役会長。1955年東京都生まれ。都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に退官。その後、2020年10月から2021年5月まで内閣官房参与を務める。著書に、第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)のほか、近著に『「経済オンチ」が日本を破壊する 間違いだけの「ド文系」経済政策』(清談社Publico)、『岸田政権の新しい資本主義で無理心中させられる日本経済』(宝島社)、『理系思考入門 経済ニュース、増税、政治家の無策…基礎がわかればもう騙されない!』(PHP研究所)、『データから真実と未来を見抜け! プーチンショック後の世界と日本』(徳間書店)、『岸田政権のウソを一発で見抜く! 日本の大正解』(ビジネス社)、『財務省、偽りの代償 国家財政は破綻しない』(扶桑社新書)などがある。

「2022年 『「外交オンチ」が日本経済を破壊する!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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