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- / ISBN・EAN: 4988104068866
感想・レビュー・書評
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GYAOで視聴。
1万5000ドルの低予算で製作して絶賛された映画らしいが、私には全く良さが理解できず。この映画を観て面白いと全く思えず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あらすじを読むと大規模なパニック映画と思うが、正直その要素は薄い。基本、ロードムービー。
現実問題として、メキシコからアメリカへの移民が社会問題となっている。入国を阻止するためにアメリカ人は国境に壁を作り、突破するものを最悪撃ち殺すこともある。
本作はそれをモンスター映画という形で具現化しているように感じた。アメリカはモンスターを恐れ、メキシコへの爆撃を繰り返す。メキシコ人はそんなアメリカの攻撃を止めさせようとデモを繰り返し、モンスターへの恐怖心はあまり無さそうに見える。むしろアメリカを憎んでいる。これって、アメリカ人からみたメキシコ人を"モンスター"として描いているからだと思う。
単なるパニック映画と思ったら、いい意味で裏切られた。 -
ドキュメンタリー調エイリアン映画。南米、メキシコに襲来したエイリアンのため封鎖状態になっているところへ、通信社に勤めて三年待って取材に訪れたカメラマン男だが、社長の要求は娘を連れて帰ることだった。エイリアンの行動期になると道が海の道が閉鎖されるため、ぎりぎりアウトになる二人は陸路を歩む。
ようやくアメリカへ渡るが、隣家の街もエイリアンに侵されていた。そこで助けを呼んで待つ間見たエイリアンの交接は、圧倒的な迫力で、二人は婚約者がいたり、別れた妻が居たりすることに遠慮してきた気持ちを漸く解放してキスをする、ところで米軍に保護され別れ別れになる。
冒頭スター・ウォーズのテーマを口ずさんでいた軍人が襲撃され殺されるシーンがあるが、二人を保護する兵士もそれをしていた、つまり冒頭のシーンは最後を暗示する、なんとも切ないエンドだった。 -
以前から評判が良かったので、アマゾンプライムで
見たが、確かに危険地帯の近くに住む人の生活とか
あわただしさとかよく出ていて、面白かったが、それは、あくまで、低予算のわりに面白かったということであった。私にとっては -
モンスターが襲ってくるけど命からがら生き延びて〜………という話かと思ってたけど、モンスターがなかなか出てこない!そして主人公は襲われない!
なんか大きい地球外生命体がメキシコに棲みついちゃって、人間が外に出てこないように必死になって壁を作ってる感じ。攻撃しなければ何もしないし、エイリアンにはそもそも人間を襲う意思もなさそう。飛行機やテレビが好きなエイリアンなのか…な…?と思ったけど、その辺りの伏線は全く回収せず。
結婚したくない、というか日常に戻りたくないお嬢様が非日常を一緒に味わったカメラマンと恋に落ちる話かと。 -
宇宙からの生命体がアメリカとメキシコの中間に飛来。以来その地域は汚染を広めない為に閉鎖され軍が地球外生命体と戦闘を繰り広げていた。
こういう映画はB級映画とは言わないですね。予算がない為にモンスターのCGは極力控えめにしてあるが、その分とてもよく考えられてつくられている。監督がゴジラの監督に大抜擢されたというのも納得。
メキシコ国境というのはうまいよねぇ。この映画はアメリカから見た第三世界、第三世界から見たアメリカを描いている。誤爆するなとかまんまですから。最後の展開には目が点になるけど、モンスター(第三世界)も自分達と同じ生き物(人間)なんだってことなのかな。 -
タイトルの印象からは想像つかなかった、とても良く出来たロードムービー。前半の危険な陸路を選ぶまでの展開の無理のなさと、指輪の使い方が上手。