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お菓子の箱だけで作るすごい空箱工作
- はるきる
- ワニブックス / 2021年7月16日発売
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大人工作にぴったり。可愛くてセンスも良くて、眺めるだけで幸せになれそうです。それにしても著者のはるきるさん、なんて器用な方なんでしょう!人気のお菓子たちの、この中の1つでも作ってみたいな(簡単そうなものを)。
2024年4月6日
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この村にとどまる (新潮クレスト・ブックス)
- マルコ・バルツァーノ
- 新潮社 / 2024年1月31日発売
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表紙の水に浮かぶ教会の鐘楼は、物悲しく美しい。舞台はファシズムとナチズムによって分断される北イタリアの小さな村。ダムに沈んだ村の歴史(史実)は悲しく、主人公の女性トリーナの半生の物語は残酷だが、運命に抗い常に前を向いて生きたトリーナは勇敢だった。トリーナが失ったものは、生き別れになった愛娘、親友だけではない。新しく生き直すためには、大切にしてきたものも捨てなければならなかった。夫を支え生き延びた。そしてこの村にとどまった。
とても重厚で感動的な忘れがたい一冊。
2024年4月5日
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子どもが体験するべき50の危険なこと (Make: Japan Books)
- Gever Tulley
- オライリージャパン / 2011年5月26日発売
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ほんとうに危ないことが書かれているけれど、子どもたちに読ませたい一冊。小学校図書館では高学年男子に大人気でした。実際に試みたかどうかは別として。
2024年3月30日
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水木しげるの雨月物語 (河出文庫 713F)
- 水木しげる
- 河出書房新社 / 1985年7月1日発売
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水木しげるさんの精緻な絵が素晴らしく味わい深い雨月物語でした。
2024年3月21日
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行く手、はるかなれど グスタフ・ヴァーサ物語
- 菱木晃子
- 徳間書店 / 2024年2月1日発売
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久々に読んだ児童書。16世紀初め、スウェーデンはデンマークの圧政に苦しんでいた。そのスウェーデンを独立に導き「スウェーデン建国の父」と呼ばれるグスタフ一世の若き日の史実に基づいた歴史物語。友に裏切ら失望の日々もあった。けれど名もない人々の善意にも支えられた。最後まで希望を捨てず、不屈の精神で苦難を乗り越え夢を叶えた主人公に勇気づけられる。
2024年3月21日
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ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)
- ディーリア・オーエンズ
- 早川書房 / 2023年12月5日発売
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アメリカでベストセラーになり映画化もされたミステリー小説。日本では2021年本屋大賞の翻訳部門で第1位に輝いた。主人公の少女カイヤは家族に見捨てられ、湿地の小屋でひとり生きている。学校にも通えないカイヤの楽しみは、湿地の大自然、ザリガニの鳴くところできれいな鳥の羽を集めたり、生き物をスケッチすることだった。
あるとき湿地で男の死体が発見され、カイヤに疑いが…。
美しくて深くて、そして衝撃的な結末。読み応え充分な中高生以上におすすめしたい一冊。
『線は、僕を描く』の著書さんなので、いつか読んでみたいと思っていました。読み終えて改めてこの本の美しい装丁を眺めると、また新たな感動があり、タイトルの意味もようやく理解できました。新人視能訓練士の主人公がひとりひとりの患者さんの治療と人生に向き合いながら成長していく姿には拍手を送りたいと思いました。登場人物が抱える辛い過去や厳しい現実を知ってもなお、それぞれの未来に希望の光を探すことができる、そんな物語でした。
2023年7月3日
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冒険考古学 失われた世界への時間旅行 (13歳からの考古学)
- 堤隆
- 新泉社 / 2019年7月20日発売
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考古学オタクの13歳の隼人少年が、スマホの奇妙なサイトから、大昔にタイムスリップする考古学ファンタジー。作者は最前線に立つ考古学研究者なので、旧石器人、縄文人の暮らしは考古学の知識に基づく科学的根拠のある描写になっている。
感動あり、スリルあり、笑いあり、で楽しく読めて考古学の入門書にも。
2020年2月19日
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琉球という国があった (たくさんのふしぎ傑作集)
- 上里隆史
- 福音館書店 / 2020年2月5日発売
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この本の売上の一部は首里城基金に寄付されるそうです。
とても詳しく写真も素晴らしい。児童書に留めておくのはもったいない一冊です。
2024年3月24日
一応往年のカープファンで当時を記憶しているから感激ひとしおだった。懐かしい選手たちや記憶の中の感動の場面が蘇り、物語の少年たちにすんなり感情移入できた分 何度も泣いたような…強烈な広島弁と時に下品な会話、でもそれがたまらなくいい。それがストーリーにさらに魅力を醸していると思った。1975年のリーグ初優勝をこげえに描いてくれて 重松清さん、ありがとう!
2014年12月23日
伝説のエンドーくんが誰なのかという答えにだんだん近づいていくところも面白いのだけど、力強い物語が印象的な一冊。
2014年10月26日
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はしれ さんてつ、きぼうをのせて (知ることって、たのしい! 3)
- 国松俊英
- WAVE出版 / 2014年2月18日発売
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東日本大震災からの復興を願う人々の思いが溢れる素晴らしい絵本。地震後わずか5日後に三陸鉄道北リアス線は運転を再開させたなんて驚き。人々の強い思いがひとつになって困難から力強く立ち上がることができた。やさしい絵もいいですね。
2014年9月23日
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日本の駅なるほど百科―楽しみながら、日本地理にも詳しくなれる! (てつどうはかせシリーズ)
- 交通新聞社
- 交通新聞社 / 2014年3月1日発売
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これは買わなくちゃと思いました。
嬉しい全国路線図つき!
2014年9月23日
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くもりときどき晴レル
- 岩瀬成子
- 理論社 / 2014年2月1日発売
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岩瀬成子さんの透明感あふれる文章が魅力的な短編集。それにしても岩瀬さんはどうしてこうも子どもたちの姿をみずみずしく描くことができるのだろう。それぞれに事情を抱えた子どもたちは大人側の事情なんか 子どもの直感でしっかり見据えて成長していく。
2014年9月23日
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羽州ものがたり (カドカワ銀のさじシリーズ)
- 菅野雪虫
- 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2011年1月29日発売
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菅野雪虫さんの『天山の巫女ソニン』も面白かったけど、これも本当に楽しめた。ただ主人公の少女ムメと片目の鷹アキの絡め?がもう少しみたかったな。ムメとカラスのような民は創作だけれども小野春風、アテルイなど実在の人物や争乱が出てきたりして、そこも興味の尽きないところ。作中の奥州気質も気に入ったなぁ。戦いが人の知を持って終結したところも。
2014年8月21日
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クジラにあいたいときは (講談社の翻訳絵本)
- ジュリー・フォリアーノ
- 講談社 / 2014年6月27日発売
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絵が好きだから借りてみた。『エイモスさんがかぜをひくと』(光村教育図書)の画家さんだった。
2014年8月18日
小6の女子に勧めて気に入った!と言われた本。登場人物も魅力的だわ。
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何かが来た (21世紀空想科学小説 2)
- 東野司
- 岩崎書店 / 2013年7月11日発売
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勤務校で人気のシリーズを読んでみた。シンプル、一気に読めるで なるほどわかりやすい。朝読、大人の隙間時間にも。
2014年8月17日
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夏の迷宮: 山人奇談録
- 六条仁真
- 国土社 / 2011年3月1日発売
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実はあの世とこの世は背中合わせかもしれなくて 夏は二つの世がほんの少し近くなる。少女たちがあの世の口をのぞきに行く物語。
2014年8月17日
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オバケの長七郎 (福音館創作童話シリーズ)
- ななもりさちこ
- 福音館書店 / 2012年6月25日発売
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あんこが好きなかわいいオバケの物語。
ほのぼのとして面白くて、なかなか良かった。
やなぎした商店街のメンバーもいいね。
味のある8つのお話。
図書室に入れてみようかな。
小学校中学年向き。
2013年9月24日
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もういちど家族になる日まで
- スザンヌ・ラフルーア
- 徳間書店 / 2011年12月17日発売
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2013年9月24日
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サラの翼 (文学の扉)
- 稲葉なおと
- 講談社 / 2013年7月30日発売
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2013年9月23日
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ふたりの箱 (単行本)
- クロード・デュボア
- ポプラ社 / 2010年9月8日発売
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2013年9月23日