book.

やっぱりそれなりに大人になったらハイブランドも持たないとダメだね…。
バレンシアガ欲しいな。

ラッコちゃんは、えりもの人たちが海でだいじにそだてていた高級ウニ４トンを、ぜんぶぱくぱくたべちゃったんだ。３頭で４トンもたべるなんて、すごいね。えりものひとたちが損したおかねは４千万円。都内のマンションに愛人がかこえるね。（P.230 ラッコ）

悔い改めはその場だけ、航海ばかりしている俺だ、航海ばかりしている俺だ。
悔い改めはその場だけ、航海ばかりしている俺だ。
誓いは全部忘れたぜ、
破滅の道こそ我が定め、航海ばかりしている俺だ。
（P.142 キャプテン・キッドのバラード＜一部＞）

ツイン・ルームに通され、カーテンを引き開けると窓いっぱいの寺院の姿に息を呑んだ。観光客が下から見上げておしまいというアングルとはまったく違う圧倒的な迫力のエレベーション。（P.263 ホテル・コロン・バルセロナ／スペイン）

「忍者」＝「透破」が素早く情報を手に入れるさまから「スッパ抜く」と言われるようになった……のか（P.10）

全２冊。
ドイツ分裂時代の東独の製品カタログ（のようなもの）。
なんかいいわ～。そこはかとなくただようポンコツ感と昭和っぽさがよい。
秘密警察とか共産主義の恐ろしさに戦慄だが、そんな環境の中でもへこたれずにいろんなものを生産していたところがタフでちょっと微笑ましい。著者のこれでもか！というぐらのオヤジギャグもね。
西独より東独の方がかわいいものを作るのが得意だったとかが意外。

するとそこに「青春をこじらせた大学生達が一般社会とうまく交われずにもんどりうつ様を見事に描き出している新進気鋭の作家さんがいるのですが、その方の著書を一読してみてはいかがか」という妙な言葉遣いでアドバイスをくれる若者が現れ、それで森見登美彦氏の存在を知ったことが本書を読むきっかけとなったのである（P.259 神山健治の解説）

「だから最初ココに来た時びっくりしたー
世間的には社会人て言われる年齢の人たちなのに
こんなにフラフラしてる人がたくさんいるなんて！！」（P.123）

今私は世界全人類の気晴らしの一つとして死んで行くのである。これで世界人類の気持が少しでも静まればよい。それは将来の日本に幸福の種を遺すことなのである。（P.445 木村久夫）

三浦しをんの書評エッセイ集。
ちょいちょいマンガの話が入るのはご愛敬。
締め切り前何カ月以内に発売された本について、とかなので割と新しめの本が多い。興味をひかれたものもあるけど、やっぱりこの人は制約のないエッセイの方がおもしろい。

あーやっぱ好きだ、この人のエッセイ。
とりあえず仮面ライダークウガと新撰組！を見てみたくなった。

アジカンのジャケットデザインなどが有名な中村佑介の画集。
シンプルな線と鮮やかな色彩が１枚にまとまってて、すっきりした印象。書く絵は夢があって非常に好きだ。
ちょっと竹久夢二に通じるものがある気がする。

「では、わたしは、自分の回答を皆様方の前に残して、この事件から退場させていただくことを名誉といたします――」
と、ポワロが言った。（P.336）

「いえ　あの～
今日決めるのは役員ではなく委員なので
お仕事は委員辞退の理由にならないんですよ」（P.8）

漢字は読めるのです
どんな難しい字でも
「じゃひらがなで『れもん』って書いてみて」
―――ねもん（P.22）

そんなに見ても　何も話しませんから
It's no use staring at me like that. I won't say anything.（P.35）

密閉ω
サブちゃんω
（P.66～67 ゴマフアザラシ）

パンダのぬいぐるみの写真集。
Yonda?が実写になったらこんな感じか。
かわいいけど、まあ…ふつう…
三次元のパンダは本物に限る。

いろんなノベルティを集めた本。
装丁も内容も好きすぎるけど、いかんせん高い…
しかし報道関係者はこんなにいろんなもんもらえるんかい。いい思いしてやがるな、クソが！
とはいえ「ご自由にお持ちください」も意外とあるのであなどれない。
どこにお宝が転がってるかわからないので、いろんなところにアンテナはっとかないとだめですね。

知れば知るほど不思議な宇宙。
それのかたちがぼんやりつかめたような気になった。
非常〜にわかりやすいです。あれ？私、相対性理論も理解できちゃうんじゃね？ってぐらいわかりやすい。いや、無理だけどね。

ミカ…おそろしい子！
だがよくやった。
和服たまらんなあ。日本の男はもっと和服を着るといいよ。

わーお。宝の山だー
重箱の隅をつつくような雑貨セレクションにもうメロメロです。
旅の計画を立てたくなってくる。

こっちはひたすら写真のみ。
絵になる…けど、やっぱり読み応えのある「軍艦島　全景」の方がオススメ。

建てられた年代順に建築物の写真が並ぶ。
コメントや操業時の写真との比較もあって、単なる写真集というよりは資料集というほうが近いかも。
いやあ…いいわあ…
人間がいなくなった後の地球ってこんな感じなのかな。
風は強い、海も強い、植物も強い、でも人間は強いのか？
私は人間はいつか滅ぶんじゃないだろうかと思う。とても先のことだろうけど。