震災を忘れるなとか何かを取り戻そうとかは外の人の発想
毎日毎日が続いていくだけ
そういう声が聞こえる
2021年4月5日
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実朝の首 (角川文庫 は 42-2)
- 葉室麟
- 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2010年5月25日発売
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平家から鎌倉、承久の乱というこの時代に魅力を感じる
2020年10月18日
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人間の証明 (角川文庫)
- 森村誠一
- KADOKAWA/角川書店 / 2015年2月25日発売
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「麦わら帽子」の詩の印象が強烈にあったが、映画の印象だったようだ
原作は初めて読んだが、力強いミステリーであっという間に読み終わった
2020年10月11日
死を内包しながら生きている94歳の生き様として面白かった。ここまで生き、その年代の境地を作品に残すということがまず稀有。往年の名だたる文筆家の女たちも男たちもすべて見送って、自らがいかに人生の終わりを迎えるか、もっと書いてほしいとも思う。
2020年10月10日
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生きるとは、自分の物語をつくること (新潮文庫)
- 小川洋子
- 新潮社 / 2011年2月28日発売
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生きることは物語であり、他者との繋がりもまた物語である。身近で大切な誰かの喪失を受け止め乗り越えるのためにもまた物語が必要である。
2020年10月10日
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たのしい知識――ぼくらの天皇(憲法)・汝の隣人・コロナの時代 (朝日新書)
- 高橋源一郎
- 朝日新聞出版 / 2020年9月11日発売
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何かについて意見を持つならば、まずはそれについてよく知らねばならない
発信するためのアイテムを沢山手にいれ過ぎ、受信することを疎かにしてしまった
また直接役に立つ(ように見える)情報に気をとられすぎ、本質は周辺やあいだにあることを忘れてしまった
そういう当たり前のことに気づかされる本
2020年9月27日
濃密な、母娘の匂いと温度
特殊な親子関係にみえるが、自分の娘時代にも同じような匂いの片鱗を感じたことがあるように思える
2020年9月25日
面白かったが小説ではないかもしれない
記憶の集まりというようなもの
2020年9月22日
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「待つ」ということ (角川選書 396)
- 鷲田清一
- KADOKAWA/角川学芸出版 / 2006年8月31日発売
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現代社会では待つことがほとんど無い
待つことは自分のコントロールの埒外にあるから、皆待つことに耐えきれない
しかし子育てや介護を含む人間同士の関係のすべては待つことが基盤である
2020年9月22日
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流れる星は生きている (中公文庫)
- 藤原てい
- 中央公論新社 / 2002年7月25日発売
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戦争が人から奪うものがすべてここに描かれている
2020年8月13日
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NHK出版 学びのきほん 「読む」って、どんなこと? (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)
- 高橋源一郎
- NHK出版 / 2020年6月25日発売
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「学校では教えない」といのはよく売り文句になるが、この本はそれとは違って、「学校が教えたくない」、あるいは「社会が教えたくない」本の読み方です
2020年8月13日
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未来をつくる言葉: わかりあえなさをつなぐために
- ドミニク・チェン
- 新潮社 / 2020年1月22日発売
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断絶ではなく関係性のなかでこそ人は幸せになれることを突き詰めようとする本
技術がそれをサポートする
2020年7月31日
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嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
- 岸見一郎
- ダイヤモンド社 / 2013年12月13日発売
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新しい発見というのではなく、もともとの自分の哲学に非常に近いので、自分の考えを改めて見直した感覚。
2020年7月14日
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ワイルドサイドをほっつき歩け --ハマータウンのおっさんたち
- ブレイディみかこ
- 筑摩書房 / 2020年6月2日発売
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ハマータウンのおっさんたちは物悲しくも可愛らしい。EU離脱のほんとのところもわかったし、明日は我が身的に緊縮財政の世知辛さも知れた。
2020年7月12日
本編『蜜蜂と遠雷』の濃密な物語で完結しているので、こちらはちょっとしたエピソードとして、かけらを楽しむもの。
『袈裟と鞦韆』の一篇はコンクールの曲「春と修羅」ができるまでの物語で、宮沢賢治のふるさとののどやかな人と景色の描写が見えるようでした。
2020年7月1日
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下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ (集英社オレンジ文庫)
- 白川紺子
- 集英社 / 2016年7月20日発売
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シリーズ4作目
3から間が空いてしまったが、読んで心地よいし、着物のお話は素敵だし、登場人物も少しずつ変化成長してるし、また読みたいと思わせる
2019年2月5日
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深川恋物語 (集英社文庫)
- 宇江佐真理
- 集英社 / 2002年7月19日発売
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短編集
切ないお話もあるが、温かくて救いがある。そこが宇江佐さんの好きなところ。
気っ風のいい台詞まわしもいいな。
2019年2月4日
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卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし (講談社文庫)
- 宇江佐真理
- 講談社 / 2007年7月14日発売
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出てすぐ、10年前に読んだが、じんわりよい読後感だったことを覚えています。この作者の食べ物の表現が好き。このあとしばらく作者買いしてました。
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鎌倉香房メモリーズ 4 (集英社オレンジ文庫)
- 阿部暁子
- 集英社 / 2016年10月20日発売
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香乃ちゃんと雪弥くんは着地
結局いい人ばかりが出てくるから安心
2019年2月1日
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政と源 (集英社オレンジ文庫)
- 三浦しをん
- 集英社 / 2017年6月22日発売
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下町に暮らす国政と源二郎のお話。
性格も生き方も異なるけれど、お互いなくてはならない存在。
大きな事件はないが、日々を大切に生きている人たちのものがたり
国政が別居している奥さん清子さんにおくる手紙がよかったな。
2019年2月1日
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僕は上手にしゃべれない (teens’ best selections 43)
- 椎野直弥
- ポプラ社 / 2017年2月9日発売
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現実はこんなにうまくいかないかもしれないが、勇気をもらえる小説。
2017年6月8日
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障害者のリアル×東大生のリアル
- 「障害者のリアルに迫る」東大ゼミ
- ぶどう社 / 2016年8月6日発売
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どちらかと言えば、東大生のリアル。大きな自意識。できる自分とできない自分が普通より極によっている感じ。
2017年6月8日