坂野潤治のおすすめランキング

プロフィール

一九三七年神奈川県生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学社会科学研究所教授、千葉大学法経学部教授を経て、現在は東京大学名誉教授。専攻は日本近代政治史。主な著書に、『明治憲法体制の確立』『日本憲政史』(以上、東京大学出版会)、『帝国と立憲』(筑摩書房)、『昭和史の決定的瞬間』『未完の明治維新』『日本近代史』(以上、ちくま新書)、『近代日本の国家構想』(岩波現代文庫)、『〈階級〉の日本近代史』(講談社選書メチエ)、講談社現代新書に『明治維新1858-1881』(共著)、『西郷隆盛と明治維新』などがある。

「2018年 『近代日本の構造 同盟と格差』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坂野潤治のおすすめランキングのアイテム一覧

坂野潤治のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『日本近代史 (ちくま新書)』や『明治維新 1858-1881 (講談社現代新書)』や『昭和史の決定的瞬間 (ちくま新書)』など坂野潤治の全82作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

日本近代史 (ちくま新書)

1079
3.86
坂野潤治 2012年3月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新書にしては大部です。幕末維新から日中戦争が全面化するまでにいたる日本の近代政治史を、碩学の学者が一人で、しかも新書なので専門家向けではなく一般向けに、ま... もっと読む

明治維新 1858-1881 (講談社現代新書)

357
3.73
坂野潤治 2010年1月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

共著の二人はどちらも大学教授であることから少し堅苦しさを感じるものの、とても面白い内容だった。一貫して明治維新の柔構造について触れており、随所にその考え方... もっと読む

昭和史の決定的瞬間 (ちくま新書)

208
3.27
坂野潤治 2004年2月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

昭和11年2月20日第19回総選挙から、昭和12年7月7日盧溝橋事件までの1年5ヶ月に絞って書かれた本。 ポイントは宇垣内閣の失敗にあるとみた。 もっと読む

未完の明治維新 (ちくま新書 650)

182
3.38
坂野潤治 2007年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

h10-図書館2018.6.19 期限7/3 未了 返却6/26 もっと読む

西郷隆盛と明治維新 (講談社現代新書)

159
3.29
坂野潤治 2013年4月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「攘夷」にあまり関心を持たない「国民議会」論者としての西郷を描く。特定の人物を取り上げるのは著者にしては珍しく、異色作にも思えるが、幕末から戦前昭和の80... もっと読む

日本近代史 (ちくま新書)

111
3.89
坂野潤治 電子書籍 2014年1月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

相当前に購入していたが、そのまま積ん読状態であった。 最近、思い直して「幕末から明治維新」の部分を読み始めたが、なかなかの良本であることが理解できた。その... もっと読む

明治デモクラシ- (岩波新書 新赤版 939)

104
3.42
坂野潤治 2005年3月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 本書は、明治における歴史的過程を「政治システム」という側面から捉えなおし、しかも日本の近代史を「上からの枠組み」ではなく、「下からのデモクラシー」という... もっと読む

〈階級〉の日本近代史 政治的平等と社会的不平等 (講談社選書メチエ)

84
3.14
坂野潤治 2014年11月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

明治維新から日中戦争勃発までの近代史は歴史として学校で詳しく習った記憶が無い部分であり、知らないことが沢山あった.1884年の華族令で509人の爵位が与え... もっと読む

明治憲法史 (ちくま新書)

82
3.75
坂野潤治 2020年9月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 明治、大正、昭和戦前期の政治史を理解するためには明治憲法の構造と機能を知る必要がある。本書は、政治史を、憲法史として再構成しようとするものである、とはじ... もっと読む

近代日本の国家構想: 1871-1936 (岩波現代文庫 学術 228)

76
3.89
坂野潤治 2009年8月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

井上馨-初期徳富蘇峰-吉野作造-美濃部達吉の政治思想を中心に岡田啓介内閣崩壊までをたどる。帝国憲法を民主的に解釈するか、大権的に解釈するか。政党政治をどう... もっと読む

明治国家の終焉 1900年体制の崩壊 (ちくま学芸文庫 ハ 32-1)

76
3.60
坂野潤治 2010年6月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

桂園時代から第二次大隈内閣までの政治史。「予算問題をめぐる政治対立」に焦点が当てられている。原敬の政治指導が常に盤石というわけではなかった、ということが具... もっと読む

帝国と立憲: 日中戦争はなぜ防げなかったのか (単行本)

72
3.67
坂野潤治 2017年7月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 戦前日本の「内に立憲、外に帝国」という標語。実は両者は併存したのではなく、逆ベクトルの綱引きの継続だった、というのが日中戦争開戦までを分析した筆者の一貫... もっと読む

近代日本の構造 同盟と格差 (講談社現代新書)

72
3.38
坂野潤治 2018年5月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

斎藤隆夫は粛軍演説で有名だけど、生存競争の落伍者言うてる時点でクソ野郎。 中央公論1937年6月号の論戦は新日イズムを感じる。 令和ジャップよりも大ジャッ... もっと読む

日本政治「失敗」の研究 (講談社学術文庫)

65
3.67
坂野潤治 2010年3月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

かなり冗長で読みにくいけど好きな人には刺さると思う。全然、毎回新しいものとして取り上げられる自由主義政党の伝統化を図る本。確かになあ、というのとなぜ他国で... もっと読む

大日本帝国の民主主義

47
3.15
田原総一朗 2006年3月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なかなか驚きの昭和史を発見できる。まぁ明治憲法が極めて民主的な憲法であるなどというのは解かっていたが、北一輝が左翼であるとか、日露戦争開戦前は反戦世論が圧... もっと読む

近代日本とアジア: 明治・思想の実像 (ちくま学芸文庫 ハ 32-2)

47
3.25
坂野潤治 2013年10月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者は「日本自身が持つ固有の価値で日本の朝鮮や満州への進出を肯定することができないとすれば、その膨張の肯定は欧米の動向、中国の動向、朝鮮および満州自身の動... もっと読む

明治維新の遺産 (講談社学術文庫)

45
3.40
テツオ・ナジタ 2013年8月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

徳川時代から続く官僚制を日本独特の政治体制であるとの論点で幕末、明治維新、昭和維新を考察している。 以下引用~ ・(徳川の時代)土地か武士身分かの... もっと読む

近代日本政治史 (岩波テキストブックス)

44
3.50
坂野潤治 2006年1月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

明治維新後の日本の民主主義の発展と崩壊を見る。 もっと読む

大系日本の歴史 13 (小学館ライブラリー 1013)

37
3.60
坂野潤治 1993年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

(2003.03.22読了)(1999.02.06購入) 出版社からのコメント 欧米をめざして富国強兵を急ぐ藩閥政府と、自由民権・国会開設運動から民党... もっと読む

自由と平等の昭和史 一九三〇年代の日本政治 (講談社選書メチエ)

33
3.00
坂野潤治 2009年12月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

忘れられてきた「対立相克」(坂野潤治) 反ファッショか格差是正か(坂野潤治) 民政党の二つの民主主義(田村裕美) 「革命」と「転向者」たちの昭和(北村公子... もっと読む
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