怪と幽 vol.003 2020年1月 (カドカワムック 805)

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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041080603

作品紹介・あらすじ

「怪と幽」第3号は、妖怪ブームに沸く台湾を特集。

●特集 妖怪天国 台湾
【インタビュー】何敬堯「台湾の妖怪と、妖怪ムーブメント」
【紀行】村上健司「旅行のついでに立ち寄りたい 台湾の妖怪伝説地」
【インタビュー】瀟湘神、NL、小波「臺北地方異聞工作室とは?」
【怪談実話】瀟湘神「山の中に潜む恐怖 現代台湾魔神仔実話」
【寄稿】伊藤龍平「台湾と日本の「妖怪」、くらべてみれば…… 概念の伝播、付与されるアイデンティティ」
【寄稿】林巧「アジアのなかの台湾のお化け」
【復刻】日影丈吉「騒ぐ屍体」
【寄稿】東雅夫「華麗島に魅せられた文豪たち」
【インタビュー】曲辰「台湾における妖怪/怪談文芸事情」
【紀行】「日本と台湾の妖怪文化を繋ぐ 溪頭松林町妖怪村レポート」
【エッセイ】池澤春菜、伊藤潤二、椎名誠、東山彰良「妖しき華麗島」

●小説
京極夏彦、有栖川有栖、近藤史恵、乙一、松村進吉

●漫画
諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介

●論考/エッセイ
荒俣宏、小松和彦、東雅夫、多田克己&村上健司、加門七海(新連載)

●グラビア
しきみ、芳賀日出男、佐藤健寿、台湾妖怪紳士録、国際日本文化研究センター新所蔵画図、怪食巡礼

●怪談実話
三輪チサ、吉田悠軌、小田イ輔

●お化け友の会ひろば
インタビュー 安達寛高 映画『シライサン』
インタビュー ホセ・サナルディ『南米妖怪図鑑』
対談 諸星大二郎×佐藤健寿『世界伝奇行』
寄稿 本城達也『昭和・平成オカルト研究読本』
レポート 宮本幸枝「不思議な宿」
etc……

感想・レビュー・書評

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  • 台湾妖怪特集目当てで初めて購入。ここ数年台湾の書店に行くと、確かに妖怪図鑑的な本を目にするようになり、日本でも台灣文化センターがブームの中心にいる作家・何敬堯氏を招いていたりもする。なぜ、台湾で妖怪ブームが?
    台湾在住の民俗学者の弟曰く「台湾には土着の妖怪はいない」だそうだが、それはおおよそ正解だと思う。でも台湾にも怪奇譚や幽霊話は確実に存在するので、台湾人の模索と共に、これからどんどん育っていくのかもしれないと思った。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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