ロスト・シンボル 下

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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047916241

感想・レビュー・書評

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  • ストーリー自体ではなく、話に出てきたある考え方に感銘を受けた。”人間は、自分達が神によって作られた被創造物と思いこむことで、本来の潜在能力を制限してしまっている。自らが創造主だと気付けば驚くべき力が発揮できる。”と

  • ラングドンシリーズの前作〈ダヴィンチコード〉から6年もかかって仕上げた作品で、実在の建物や実名を登場させるため、それにいたるリサーチの凄さはやはりダンブラウンものの醍醐味である。しかし、ストーリーに不可思議な点もあって、以前ほどのめり込めなかった。どうしても、著者の創造するラングドンと映画のトムハンクスのイメージが違うため、どうしてもトムの姿が見え隠れして、それも気になる。

  •  天使と悪魔でも反物質が出てきたりと前からこの作者はトンデモ
    科学をネタに使うきらいがあったが、このロストシンボルはその
    最たるもの。物語の中心にその要素を据えたために、そこが受け
    入れられるかどうかがこの物語を気に入るかどうかの分かれ目に
    なるかもしれない。謎解きや登場する要素は面白いのだが。

  • 物語の3/4までは、フリーメーソンの謎をめぐり緊迫した展開が続く、しかし、最後の結末があれでは・・・。そんなあいまいな終わり方って。シリーズの中では一番期待外れかな。

  • 『ダ・ヴィンチ・コード』のラングドン先生シリーズ第3弾。
    ラングドン先生は、インドアなインディ・ジョーンズの印象。事件の発端は巻き込まれ系で、ヒロインとちょっといい感じになったりするところとか。
    エンターテインメントとして素直に面白いです。フリーメイソンを中心に、カルト的・オカルト的な題材だということも心くすぐられる要因の一つ。
    「きゃー! ラングドンせんせいー!! うしろうしろー!」と叫びそうになる場面も(叫ばなかったケド)。

  • 思ってた結末とはなんか違ったけど、これはこれで。

    フリーメーソンの入会の儀式とか、テンプル会堂とか、オベリスクとか。
    3/4くらいまではハラハラしてたんだけどなぁー。

    ラングドンさん死んでなくてよかった!

    2012年12月21日は人類滅亡の日?ビッグバン?!
    それが途中から気になってしょーがなかった!

  • ダン・ブラウン。出れば必ず読むけど大好きだとは言いにくい作家である。私にとってはマイケル・クライトンやシドニィ シェルダンみたいな存在。国家安全保障に関わる危機やフリーメイソンが守り続けてきた人類最大の智慧と言われて期待して読んだが・・・宗教観の違いか、「そんだけ?」って感じ。陰謀論や秘密結社の話は嫌いじゃないので細部は楽しめた。それよりも最大の収穫は、全く興味のなかったワシントンに行ってみたくなったこと。これだけ興味深い歴史的建造物があったとは驚き。陰謀論のお好きな方は「フーコーの振り子」が超お勧め。

  • ★感想(あらすじは上巻の方に~)
    今回もハリウッド仕様のドキハラ展開に騙されてる気がしてしょーがないんだが、でもおもろかったw
    『ダヴィンチ・コード』は読んだけど、サッパリ憶えてないし、シリーズ第1作の『天使と悪魔』は読んですらいないんですが、これ単体でも充分楽しいです。(『天使と…』も読まなきゃね^^;)
    CIAのオバチャンが、最後近くまで善玉だか悪玉だかわかんなくて、いいキャラだったなー。

    それにしても、キャサリンの研究通りだったら、すげえよな!
    「言われてみれば、それってアリかもなあ~」と思える内容ではあるんだけどね。
    ラングドンが秘密の「ことば」について、「ことばはことばであって、ことば自体に力などあるわけない」ってなことを何度も言うんですが、日本人的には「言霊」っていう思想があるから「いや、そうでもないですよ。結構パワーありまっせ」とツッコミたくなった。このへん、東西の思想の違いでしょうかね、面白いもんです。

  • 最後のほうがちょっと・・・

  • ストーリーは、迫力があって面白かった。
    しかしフリーメーソンに関しては、馴染みがない内容が多すぎて他の作品に比べて、理解しながら読み進めるのが難しかった。

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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