- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049140576
感想・レビュー・書評
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深夜0時の司書見習い #近江泉美
ホームステイに来た女の子が廃れた私立図書館を救っていくファンタジー作品
司書しか扱えない想像の力をつかってみんなを救っていく主人公がかっこよく迷宮の仕組みも面白い
しかしかなり内容がとっ散らかっていた気もしたのでそこは個人の自由かなと
#読了 9/17 -
雰囲気は好きだけど要素モリモリしすぎて少しとっちらかった印象(主人公の家族とか背景とか)シリーズ化前提なのかな?本が好きで大切にしたいって想いは伝わってきました。セージさんのことは予想出来てしまってまぁそうだよね、っていう。ワガハイは頼りになるし可愛かったです。
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高校生の女の子が私立図書館を救う話。アニメ映画のようなファンタジー。好みが分かれそう。
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表と裏の姿がある私立図書館。そこは、物語の幻影が彷徨う図書迷宮であり、本を読む人達の想像力で維持されていたはずの場所だった...。
〈モミの木文庫〉三つのルール
一、ケータイやスマホを図書館に持ちこまない
二、夜は部屋から出てはいけない
三、猫の言うことに耳を貸してはいけない
ファンタジー要素のある冒険小説。
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なんだかファンタジー。
図書司書というものに憧れていたので、羨ましさもあって読みすすめた。
出てくるサブキャラ、ワガハイの存在はすごく可愛い。時々甘にゃんこになるニヒルな猫。
度肝を抜いた伊勢もみじの正体にびっくりしたけど、ありがちなのにすごい展開も早くて読みやすかった。 -
高校1年の夏休み北海道札幌郊外の私設図書館を有する洋館「図書屋敷」にホームステイする事になった美原アンだが館主の籾青爾の忠告を破り幻影の真夜中の図書館「図書迷宮」に迷い込む。荒廃した「図書迷宮」を復興する為アンは迷宮の司書見習いとして働く。 想像力によって形造られる「図書迷宮」、蔵書をより多くの人に読んでもらいたいがアンの期待と不安が想像力に影響する。アンや青爾の苦悩、SNSやネットの悪意と闘うひと夏の成長記。 北海道の自然と空気に囲まれ、紙の本の良さを伝える青春ビブリオファンタジー。
作中では『荘子』や『クローディアの秘密』など実際にある名作と、その読み方や解釈の一例を語ってくれる。 本の魅力を教わる主人公と一緒に教わった気分になれた。
「本を読む楽しみ」が上手く描かれている小説だった。