綾辻行人殺人事件 主たちの館 (講談社ノベルス)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828711

感想・レビュー・書評

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  • 20140630

  • (収録作品) 小説「綾辻行人殺人事件 主たちの館」/目撃者は明かすー「ミステリーナイト」イベントレポート/作家は誘うー綾辻行人インタビュー/同志は願うー綾辻行人×有栖川有栖作家対談/共犯者は創るー城島和加乃×かとうだい仕掛人対談

  • 読了、60点

    **
    綾辻行人と推理イベント「ミステリーナイト」が仕掛けたデビュー25周年コラボ作品『主たちの館』。謎の館「蜃気楼館」を再現した舞台の上で惨劇が起きた!被害者は綾辻行人!?遺された血文字、開かずの間、密室、舞台にある仕掛け…さまざまな謎と手がかりから読者は真相を見抜けるか?二〇一二年・夏に開催された本格推理イベントを書籍化!読めばあなたも名探偵に。
    「BOOK」データベースより
    **

    ビジュアルで魅せるミステリナイトってイベントをノベライズ化した無理がどうしても感じられて少し残念。
    トリックそのものはイベントとしては悪くないというかこういう方向性になるのは納得ですがそれを小説として書かれてもどうにもという出来。
    天祢さんの文章もそれまで楽しめなかったのが小説を買った動機が満たされずに少し残念。

  • 綾辻行人と推理イベント「ミステリーナイト」のデビュー25周年コラボ『主たちの館』を、天祢涼がノベライズ。
    蜃気楼館を舞台に《十角館》や《時計館》などの人物が登場し、密室で《黒猫館》が、さらに綾辻行人までが殺害されるというストーリー。
    実際の「ミステリーナイト」でのタイムスケジュールや舞台裏も掲載されていて、イベント内容がよくわかる一冊。
    さらに綾辻行人インタビュー、綾辻行人と有栖川有栖の対談、「ミステリーナイト」のプロデューサーと構成さんの対談も掲載。

  • タイトルのインパクトがなにより強すぎて出オチ感がなくもないですが・・・

    綾辻行人と推理イベント「ミステリーナイト」が仕掛けたデビュー25周年コラボ作品『主たちの館』。というイベントの一冊です。
    ちなみに綾辻行人さんの手による小説はありません。別の方がノベライズされているものが収録されています。

    これは話の内容うんぬんじゃなくて「ミステリーナイト」というものを紹介する一冊なんじゃないだろうか。推理小説好きなので興味はあったんですがこれを読んで「ああ、こういうイベントなのかー」と知れたのが嬉しかった。
    「おもしろそうだな」と思う反面、作る側の苦労がちょっと想像するだけでも大変そうだな・・・と。

    じゃあ自分が参加してみるか?と言ったら、夜極端に弱いので無理っぽいんですけどねw
    でもそういうイベントに行ってみたいけど尻込みしている人には非常にいい一冊なんじゃないですかね。

  • ミステリーナイトの書籍版。
    前半はミステリー小説で、後半はミステリーナイトの概要や対談が収められている。アソビ心一杯の本になっている。ミステリーナイトに参加した事はないけど楽しそうでした。

  • このはなしの元ネタ(っていうのかな・・・)のミステリーナイトに参加しましたが、本で読むとまた印象が違いました。
    巻末の城島、かとうの両氏の対談はミステリーナイト参加者には必読と思います。てなわけで今年ももちろん参加する予定です。

  • 綾辻行人監修とありますが、実際は天祢涼が脚本で「綾辻行人をネタにした殺人事件」です。
    トリックはややこしくてピンと来なかったものの、全体を通して「館シリーズ」の小ネタを盛り込んでしっかり作られていました。
    後半のインタビューや対談は貴重で、ファンには嬉しい一冊だと思います。

  • まぁ。思った通りの本だった、ということで。

    「館シリーズ」大好きな私にとっては諸先輩方がおっしゃてたとおり読まなくてもいい本でしたが、この書名たるや、やはり手にしたいじゃありませんか。

    アソビだと思えばそんなに目くじらを立てる必要はありませんよね。

  • 推理イベント「ミステリーナイト」と綾辻さんがデビューしてからが共に25周年ということでコラボした、2012年のミステリーナイトのノベライズ。

    うん、やっぱイベントは読むもんじゃなくて参加するもんだよね。

    綾辻さんのインタビューと、有栖川さんとの対談が興味深かったです。

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著者プロフィール

1978年生まれ。メフィスト賞を受賞し、2010年『キョウカンカク』で講談社ノベルスからデビュー。近年は『希望が死んだ夜に』(文春文庫)、『あの子の殺人計画』(文藝春秋)と本格ミステリ的なトリックを駆使し社会的なテーマに取り組む作品を繰り出し、活躍の幅を広げている。

「2021年 『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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