本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062204675

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • グリム童話を6人の作家それぞれの解釈で書き上げた短編集。
    どこか不思議で不気味なグリム童話は、もともと民話として語り継がれていたものだけあって、そのひとつひとつはその後を色々考えさせるものばかりだと思っています。

    この短編集はそれぞれのお話の「暗黒」を前面に押し出しすぎていてグロテスクで気味悪く、救いも感じられなくて読後感もよくなかったし、その後も考えたくない。

    この本は好みではなかった、と言うことですね。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。小説家、詩人、戯曲家。1982年よりドイツ在住。日本語とドイツ語で作品を発表。91年『かかとを失くして』で「群像新人文学賞」、93年『犬婿入り』で「芥川賞」を受賞する。ドイツでゲーテ・メダルや、日本人初となるクライスト賞を受賞する。主な著書に、『容疑者の夜行列車』『雪の練習生』『献灯使』『地球にちりばめられて』『星に仄めかされて』等がある。

多和田葉子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×