物理数学の直観的方法―理工系で学ぶ数学「難所突破」の特効薬〈普及版〉 (ブルーバックス)
- 講談社 (2011年9月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062577380
感想・レビュー・書評
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【推薦文】
時は1987年。この本、「事件」でした。様々な概念へ感覚を与え、学生の成績を劇的に救ったという形で。「rotやexp(iπ)=-1に潜むイメージとは?」、「数学的見方で社会をアナロジカルに捉えると…」、等々。有益なひとつの視点を提供してくれるこの一冊。次に事件が起きるのは、あなたかもしれません。
(推薦者:地球惑星科学科 B3)
【配架場所】
大岡山: B1F-文庫・新書 408/B/1738詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【配置場所】工大新書B【請求記号】421.5||N【資料ID】91112160
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タイトルの通り直感的に理解するにはいいと思うが,この本を読んだからといって物理や数学の問題が解けるとは限らない.あくまでこの本は物理や数学の入り口を広げてくれるだけで,物理や数学の本質的な力は手に入れることは出来ない.けど,まずは入り口を通らないと意味がないので,そう意味ではこの本はよく書けていると思うし,この本目的もそうなのだと思う.
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学部生の頃に出会いたかった一冊。
とはいえ、もし当時手に取っていても理解できず、今だからどれもなるほどと思いながら読めたのかもしれない。
ただただ式変形だけ、丸暗記だけで終わってしまいがちな数式の意味するところを、タイトル通り「直観的」に理解させてくれる素晴らしい本でした。 -
難しい概念をイメージとして捉えさせてくれる素晴らしい解説書だが、難しい。
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かつて初版の方を購入した覚えがある。こんどはブルーバックスでおまけもついて。仕事で信号圧縮とか行列をやり直して、直感的にわかる、あるいはイメージを描けるかどうか、の大切さを感じていた。学生のときの気持ちを思い出した。何の世界でも本質で理解しないと意味は無い。役に立つかは本人次第ということを思い出させてくれる本。
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物理数学を数式だけではなく、直感的に理解させようとする本。
微積、線形代数、複素関数、フーリエ変換、熱力学、解析力学などを扱っている。ブルーバックスの新書サイズなので、若干紙面が狭い気がした。
分かりにくいことを、直感化して分かりやすくするのはよいと思うが、若干古くなってきたかなとも思う。以前に比べて、この分野の良書が増えてきていると思うので。