脳男 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062738378

感想・レビュー・書評

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  • 18/07/30

  • 読みやすく面白かった。文体も特に癖みたいな物もなく自分には合ってると思った。内容としては最近見かける様な感じな気もするけど、元々こういう物は好きだし、受け入れられた。人とはかなり違う主人公は特殊と言ってもいい能力を発揮して自分の存在を守ろうと行動に出ていたんですね。人間としての特殊さはドラマ「ATARU」の能力や悪の教典のハスミンの障害にもちょっと被るかなぁと。それでも面白かったです。脳男2も是非読みたい。

  • 2018年58冊目。⌈脳男⌋鈴木一郎をいかにうまく描けるかが肝になる。徐々に正体に迫っていって、底知れなさの演出は出来ていたと思う。爆弾魔の存在が浮いてしまったのは勿体ないと感じる。

  • 脳を題材としたミステリー。
    天才が出てくる作品は面白い。
    感情を持たない天才鈴木。淡々としてる彼だけれど、どこかに寂しさを感じさせるようなこの男、読み進めていくうちに段々と好きになってくる。
    物語としては遊びの部分が足りなく感じ、すこーしだけ退屈しました。

    印象的な珍しい苗字の登場人物が多い。

  • 連続爆弾魔のアジトに踏み込んだ刑事、茶屋。しかしそこには犯人以外にもう1人男がいた。男は隠された爆弾の位置を茶屋に教え、そのために共犯者として逮捕される。男は精神鑑定を受けるが、その結果は驚くべきものだったー。


    精神科を舞台にしていてツッコミどころ満載なんだけど、「寄付金集めが目当てのパーティの招待状」ってとこだけリアルで笑った。それほど「衝撃の結末!」というほどでもなかったかな…

  • 読了日2012/12

  • うーん。。なぜこれが江戸川乱歩賞審査員満場一致で選ばれたのかが謎。だって突っ込みどころ満載だよ?

  • おもしろくて勢いよく読んでたら読み終わってもよくわかんなかった。
    結局どういうことなのよ。

  • なんの感情も持たない人っているのかな、と思いつつも鈴木の特殊さにグイグイ引き込まれました。もう少し、最後にいろんなことが明らかにされたりすると星5だったかな。続編は読んだほうがいいのか?

  • 設定はおもしろかった。
    終盤いろいろ駆け足でトータル評価は★3くらい。
    興味深さと頁めくれ度分おまけ加点。

    最後までキャラクターそれぞれを
    しっかり掘り下げてくれてたらもっと
    よかったなぁと思う。
    次作に持ち越しってことなのかなぁ。

    映画観たいなぁ。

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著者プロフィール

1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。他著に『事故係 生稲昇太の多感』『刑事の墓場』『指し手の顔 脳男2』『刑事のはらわた』『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』がある。


「2021年 『ブックキーパー 脳男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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