脳男 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 4578
感想 : 557
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062738378

感想・レビュー・書評

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  • 再読。江戸川乱歩賞を満場一致で獲得した作品だったかな?
    鈴木一郎とはどんな人物なのか、を探りあてる中盤までは非常に盛り上がります。ただ、後半の爆弾犯との話になるとなんて言うか、キャラ小説になってるような気が。
    人物像も確立されてるし、魅力的な分、それに引きずられてしまったような印象。
    ただ、続きがありそうなのでそれに期待してみたりして。

  • 脳男2を読み始めたら、脳男をまったく覚えていないことがわかり読み直し。
    鈴木一郎きになります。まさか続きを作るとは・・・

  • 面白かった。
    脳男2も読んでみます。

  • 昔映画を見たが記憶が薄れてきたこともあり、小説の方を読んでみた。
    大まかな設定は分かっていたが、展開や設定、謎の革新に迫るスリルが面白く一気に読んでしまった。

  • 最近物忘れが激しい過ぎるw

    ってな事で首藤瓜於の『脳男』

    どんな話なんかなぁと思いながら読んでると、何だか怪しい雰囲気w

    じゃが、後半ちょっと前からええ展開♪
    おっ、と思う展開と続編を匂わせる終わり方w

    これ映画化しとるんかな?
    映像で観た方が面白いような気がする♪

    2016年33冊目

  • 連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。彼は逮捕され精神科医の診察を受ける。あらゆる感情が欠落した男の正体の解明と新たに病院に仕掛けられた爆弾事件と展開していく。読みやすかった。

  • シリーズ新刊発売につき再読しました。

    やっぱりすごかった。
    首藤先生の他の作品を未読なのでわからないけど、難しい言葉とか専門的な表現が多くてしんどいお話だったし、飲み込むのが大変だったにも関わらず、それでもやっぱりこのお話そのもの、展開や設定やそういうものが面白かった。
    キャラとかモブとかで言えば、無駄。。。ではないんだろうけど、無意味が多かったんだけど、でもこれってリアルであればある出会いとか出来事だと考えると、それはまるでドキュメンタリーとか手記とかっていう、そういう捉え方をするとすんなりと飲み込めるというかね。

    ここから後、分厚い上下巻を読まないと新刊に辿り着けないと思うとちょっとつらみw

  • ベタな内容かもしれないけど、面白かった。
    最後の方で伏線回収はされるのでスッキリ

  • 映画や漫画を見ないで初見で読みました。
    映画や漫画になるので期待して読みましたが、期待が大きすぎたのか、残念な結果でした。
    無駄な表現が多い。
    ギュッとしたら半分ぐらいの厚みでいけると思う。
    それによくありそうな内容。
    斜め読みできるぐらい浅かったので星二つ。

  • タイトルずっと気になっていたけど、そういうことかと。人の心を持たない鈴木一郎は何者なのか。それを探るまでの話は面白かったかな。最後の病院の爆弾事件のシーンは慌ただしく読み進めてしまったけど。

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著者プロフィール

1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。他著に『事故係 生稲昇太の多感』『刑事の墓場』『指し手の顔 脳男2』『刑事のはらわた』『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』がある。


「2021年 『ブックキーパー 脳男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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