日暮らし(下) (講談社文庫)

著者 : 宮部みゆき

• 講談社 (2008年11月14日発売)

感想・レビュー・書評

[sa39boさんの感想 · 2011年5月22日]

時代設定を変えると、現代を背景に書くよりも見えてくることが多いことがあるもんだ。
そんな感想を抱きました。
あと、科学は進化したけど、人間は何も変わっとらんなーって思ったよ。

[雪守さんの感想 · 2011年4月19日]

事件の顛末は悲しいものでしたが、最後は大団円。まさか途中に出て来た平四郎の与太話が伏線になっているとは思いもしませんでした。人は恨みや因縁、しがらみに囚われることもあるけれど、それに目をつぶらず向き合い、そして日常の喜びを忘れない強さを感じました。

[blue-wagtailさんの感想 · 2011年4月10日]

日暮らしシリーズ最終巻。
悪くないけど、うーん。
普通になっちゃった。
話が進むにつれていつもの宮部テイストになってきてしまってちょっと残念。
人間関係のどろどろみたいな部分を書き込み過ぎて、本題の事件を描くところとのバランスがちょっと崩れた気がしました。
『ぼんくら』のほうがよかったな。

[あるふぁさんの感想 · 2010年12月8日]

井筒様のほうけ顔が目に浮かぶ。

[kayakingbirdさんの感想 · 2010年12月2日]

「ぼんくら（宮部みゆき著）」が面白かったので
即買い

美形の甥っ子・弓之助
記憶力抜群・おでこさん
が魅力的

[tugutoさんの感想 · 2010年11月16日]

やるせないけど、罪を抱えながらも
人は生きていくしかないんでしょう。

「ぼんくら」よりは救いのある雰囲気で終わったかな。

[aticotizさんの感想 · 2010年11月8日]

よかった、子供たちが可愛い

[guniang79さんの感想 · 2010年10月7日]

宮部みゆきさんを初めて読んだ。
文庫本3冊からなるかなりの長編だ。
どぎつい表現などもなくて、軽妙な筆致と思う。
暗い悲しいこともさらりと描いていて、読む人に負担を感じさせない。
同心平四郎の人間味溢れるところも好感を持てる。

浮世離れした美形の少年が出てくるが、これは少々違和感を覚えた。
これがいい人もいるというから、見方は人それぞれ。

最後の最後に思わぬ結末を迎えるが、最後まで読者に結末を感じさせないところはすごい。

[ゆうさんの感想 · 2010年7月11日]

最終巻！

まだまだ読んでいたかったけどなー

いろんな伏線もきちんと
まとめていただきました

[little-tadpoleさんの感想 · 2010年6月18日]

上巻参照

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。