- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065119433
感想・レビュー・書評
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2019.5.12読了。
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前作に比べてさらに込み入ったストーリーになっている。
「その可能性はすでに考えた」という基本設定に加え、「誰が犯人か」を追う王道ミステリが同時に組み込まれ、そのストーリーは込み入っている。
それでも、前作同様論証の部分を少々読み飛ばしても読み物として理解できる親切さが失われていない。作者の力量の高さが如何なく発揮されている。
ただ、話が複雑になった分、その分反証できる余地がより広がってしまった印象も残る。例えば反証として「紀紗子は着物を汚れるのを嫌う」といった個人の志向が入り込んでいるけれど、この種の人間の感情を反証に組み込んでしまうと、「その時は『まあいいか』と思った」というような「個人の気分」という「反論」に抗しきれないのではないかなあ。 -
2019.01.31読了
つまらない作品を最後まで読むのは苦痛だ
それこそ、最後まで読んだところで毒にも薬にもならないとわかっていながら途中で挫折するのがどうにも嫌で意地になって最後まで読みきってしまう
この作品、まさにそんな作品だった(涙)
設定は悪くないし、フーリンは魅力的な登場人物だ
もっと彼女の暗黒世界を上手に巻き込んで欲しいもの。
起こったのはもちろん殺人事件。解決に至るまでもうとにかくくどい!理屈をこねくり回しまくりだ!
堂々巡りが過ぎる。
最後の方はマジで斜めに読んだ。付き合ってられない。
こんなもん、100ページで済むやろ -
2018年11月26日読了。
2018年89冊目。 -
アニメ化したら見てみたい。本格ミステリとして読むにはちょっと軽い。
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登場人物に実在感がないように感じました。(もちろん、実在しないんだけど笑)