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- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065186008
感想・レビュー・書評
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芥川賞候補作。受賞作すら必読ではないな、と思う今日この頃、敢えて本作を手に取ったのは、本の雑誌とか日経書評とか、色んなところで立て続けに勧められているのを目にしたから。表題作と他一編、中編2作から成る。表題作は叔母で、他方は従姉。微妙な距離感だけど、本書では父母兄弟以上に親しい間柄として描かれる。その絶妙な関係性を、冴え渡る筆致で表現されるから、当然のごとく、読み心地は抜群。本作が受賞で良かったのでは、と思ってしまいました。
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