- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087206647
感想・レビュー・書評
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『メリットの法則 行動分析学・実践編』(著:奥田健次)
奥田さんを知ったのは確か地元新聞に紹介されていたのを見てからだと思う
御代田町に住んでいるって・・・
「えぇぇぇ、すっごい地元じゃん」ってビックリしてHPとか見たんだよなぁ~
それで、暫くして深夜のテレビ番組で特集されていて、観たかったけど睡魔に勝てず
未だ観れていない・・・
HPやメディアに出ている奥田さんを見る限り、「大丈夫か・・・」ってちょっと
心配になってしまうかも知れない(奥田さん、ごめんなさい)
でも、こういう心理学をやる人がいても良いなぁって思った
ステレオタイプなカウンセラー像じゃなくて良い、すっごく自由で私は好きだなぁって(笑)
行動分析、カウンセラーの勉強でもやりました・・・
私はちょっと苦手だった
私はどちらかと言うと「掘り下げる」タイプの理論が好きだった
問題の原因を掘って、掘って、掘りまくる・・・で、収集がつかなくなる(苦笑)
でも最近は「問題解決型」が主流らしい
確かに、今日の今まで生きてこれたのだから、過去の生育歴とか、昔何があったのかを
掘り下げても、それは未来に繋がるのかな?って
過去の問題に焦点を当てても、未来に繋がるかな?って・・・
もちろん、過去も大事なんだけどね・・・
でも生きてるのは「今」で「これからの未来」なんだよね
あんなに苦手だった「パブロフの犬」、「好子・嫌子」・・・
そういうことかぁって事例をもとに分かりやすく書かれてあります
「こころ」をいくら探っても、「行動」が変容しないと意味がないもんね!
苦手だった部分だったけど、ちょっと興味が出てきたぞぉ~詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人見知りだったり心配性だったりするのは、性格または知識不足のせいだと思っていたけれど、行動分析学に当てはめると答えが得られそうだ。
対人関係の中で、感謝による好子出現の強化だけを経験値の中でほぼ唯一使っていたことが分かった。他も学ぶことによって、人生が開けそうな気がした。
2013.04 -
依存、不登校などの問題で困っている人にとって必読の書である。また、そういう問題を持っていないとしても、他の人の困難を理解するためにも有用なので読むべき。
我々は、思い込みや勘違いでこれらについてあまりにも間違った理解や行動をしている。平易な文章と分かり易い例示で我々にこの問題を明らかにしてくれる。
悪循環に一旦入ると抜け出せないものだが、その原因、現象、解決法が書いてある。如何に反対の事をしてしまっていることに気がつく場合も多いだろう。 -
行動の原因は、行動の前ではなく、行動の後に続く結果にある。実際に自分の行動、他人の行動を当てはめると腑に落ちる。
子ども、クライアントとの関わり方に役立つように感じた一冊。 -
んー、なんとも言えない。一回読んだだけでは消化し切れなかったな。
人間は自分の行動の結果においてメリットがあるからこそ、その行動をすると筆者は言っており、実際に事例が挙げられているから信じるしかないねんけども、自分は筆者ほどその法則を頼ることはしたくないな、というのが正直な感想。
とりあえず、もっとこの行動分析学という分野を勉強したいと思った!
本書においては、「アメとムチ」ではなく「アメとアメなし」という主張が印象的でした。 -
学んだこと。
循環論で済ませて事態を分析していない危険。
心の問題と片付けてしまう怠惰。
死人の行動に陥らない考え方。
アメとムチではなく、アメとアメをなくす方法。
作者が推奨している杉山尚子さんの著作を読んでみることにする。 -
杉山尚子「行動分析学入門―ヒトの行動の思いがけない理由」と合わせて読むとよいみたい。
語り口がフランクでときどき挑発的というか少し言い過ぎるところがある気がするけど、そこらへんは好みの問題かな。この本を書くきっかけとなったという、著者が出演したテレビ番組が気になる。
本筋とはそれるけど、「あとがき」に大学教員という仕事の現実がちょっと皮肉ぽく書かれているところがちょっと考えさせられる。 -
■行動分析
A.人や動物の行動の原因について考えるときは「真逆」に見なければならない。
つまり、その行動がなぜ起きるかについて理由を考えるとき、その行動の前に何が起きたのかを考えなければならない。
行動の原因は、行動の前ではなく、行動に続く結果にある。
B.持ち物が増えると悩みが増える。 -
2012/12/02読了。