- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087450217
感想・レビュー・書評
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海辺にふさわしく、さわやかに、でも切ない話でまとめられた連作短編です。
旅立ちの時期にもぴったりかもしれません。海を見に行きたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何が面白いのか言葉にできないけど、ストレスなく読めて面白かった。
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海を軸にした短編集。表題作よかったああああ!!!あと「海風」!あと「キラキラ」!「海風」は最初主人公に「何だこの甘ったれたクソガキ」とイラッとしたけど、最後よかった。「笑う光」と「海のせい」は、その、まあ…全然共感できんかったけど。振れ幅がすごい。色んなスタイルの話が書けるのすごいなあと思う。「キラキラ」がもう甘酸っぱくて最高。表題作は悲しい話だけど好きです。生きててよかった、って思うのが辛いって悲しい。最高。苦しみながら生きてる姿が好き。
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同じ海の街が舞台で繋がった短編集です。ゆるやかに連作となっています。6作品あり、基本は恋愛小説な感じですが、最後の表題作が家族の物語で胸がじわっと熱くなりました。どのお話も良いです。
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タイトルからもっと爽やかな内容を想像していたけれど、カラッとした太陽の下の海ではなく、どんよりした天気の中の海という雰囲気。
連短編の最後、「海に見に行こう」がすごくグッときて、泣けた。
わたしも海を見に行きたいなあ。 -
飛鳥井さんの小説で始めて短編集を読みました。
私は短編より、中身がごってりと詰まってる長編の方が好きなのですが、さすが飛鳥井さんの、お話。
短編6作品とも全部味があって詰まった内容で感動して泣きそうでした。
本当に飛鳥井さんの作品大好きです!