天帝妖狐 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.52
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本棚登録 : 7589
レビュー : 737
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473421

感想・レビュー・書評

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  • 旅の途中で知人に紹介されて一気にハマった乙一。今回は表題プラス1の短編集。携帯全盛期のこの時代にトイレの落書きを主にしたサスペンスとコックリさんで人ならざるものへと変貌を遂げることになってしまった主人公の話。一気に読みたくなる一冊です。

  • 表題作は乙一さんお得意の「異質なもの×少女」ものでした。
    結末が予想できる話ですが、やはり引き込まれます。

    同時収録の「A MASKED BALL」は青春ミステリでしょうか。
    発想は面白いですが、締めがいまいちでした。

  • 突然ですが、わたしは乙一氏は天才だと思ってます。でも「天帝妖狐」怖かったので(嫌いじゃないけど)星は3。「A MASKED BALL」とてもとてもよかったです。わたし的に乙一No.1は「ZOO」で「SO-far」と「SEVEN ROOMS」と「陽だまりの詩」がすごく好きです。読み終わった時、本当に秀逸だなあ!って思うのです。
    読んで良かった。おすすめです。

  • 「A MASKED BALL 及びトイレのタバコさんの出現と消失」
    タイトルも書き方もコミカルな表現だが、それが逆に "落書きが引き起こす恐怖" を煽る。伏線と起承転結がサックリしているので、読みやすいけど、僅かに物足りない。
    「天帝妖狐」
    ストーリーが単純で、不燃焼感......"描写" の部分だけはホラーだが......

  • 3/10
    乙一は読みやすい。設定が好きなので、最後が微妙でも損した気がしない。

    a masked 〜
    トイレの落書きでチャットし、不思議な事件が続く。犯人は微妙だけど、途中の事件とチャットがスリリング。

    妖狐〜
    コックリさんで死ねない体になった男と優しい女の子の話。最後は悲しく終わる。そんなに新鮮味はないが雰囲気がすき。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    とある町で行き倒れそうになっていた謎の青年・夜木。彼は顔中に包帯を巻き、素顔を決して見せなかったが、助けてくれた純朴な少女・杏子とだけは心を通わせるようになる。しかし、そんな夜木を凶暴な事件が襲い、ついにその呪われた素顔を暴かれる時が…。表題作ほか、学校のトイレの落書きが引き起こす恐怖を描く「A MASKED BALL」を収録。ホラー界の大型新人・乙一待望の第二作品集。

    愛娘からのお勧め本。2番目の表題作「天帝妖狐」を読む為の本と言っても過言ではありません。
    幼いころの過ちから孤独に耐えて長い長い時間を過ごさなければならなくなった夜木。瘴気を放つ彼に優しく手を差し伸べる杏子。ようやっと人間らしい生活ができると思った矢先に・・・。

  • 乙一の作品を読むのはこれで二作目。(多分)
    二編からなる小説です。
    この人は夏の香りがする作家さんだなぁと言う印象。

    面白かったのだけれど、良くも悪くも普通。
    こっくりさんの話は少し心を掴まれたけれど、でもやはり普通。
    他の作品に期待してみます。

  • 乙一さんの本はさらさら読めるから好き。
    最後にどんでん返しがあるわけではなく、途中途中に次のページが気になってしまうシーンがおおい。
    途中途中飽きない。

  • すき!

  • JUMP j BOOKSと文庫版の天帝妖狐は異なるというレビューを読んで早速読んでみました。
    違いがわかるかなと思っていましたが、構成からして全く異なりますので、そんな心配は杞憂でした。
    主要登場人物と主人公の設定は同じでしたが、どう料理するかが全く異なります。
    手紙形式の文庫版の方が構成はしっかりして読みやすいですが、jumpの方が主人公と他の登場人物の交流が読めて、人間味はあったのかなと思います。是非読み比べをお勧めします。
    もやもやした怖さのjumpと冷徹な恐怖の文庫版という風に感じました。

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著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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