孤舟

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 365
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713534

感想・レビュー・書評

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  • 結婚している方、予定している方、したい方は
    是非,読んだ方が良いと思います。

    私も、少し反省しました。

    楽しい老後を過ごすために、改善していきたいと思います。

  • 時間が有り余り、塞ぎ込みがちになるのは当然。退職後、2ヶ月間の心理描写が見事。
    どうすれば、粋いきとし続けられるか。
    私の今の境遇にぴったりの小説でした。

  • 図書館借り出し。
    人間結局孤独だなあ。

  • このまま終わっていいの…?という感じでした。現在より少し前に書かれた話なので今はそれほどでもないと思いたいし、誇張されているところもあると想像はできますが、すっきりしないまま終わりました。

  • 何一つ共感できないし、正直読んでてずっと嫌な気持ちになる。
    典型的な団塊のおじさんの一方的な気持ちを押し付けられているようでした。
    なんか最後は良かったね、風に纏められてるけど、それもちょっと不快かも。

  • パートナーシップについて
    家族について
    夫婦について。

    ひと昔前の価値観が学べた。リアルで良い本だと思う。

    歴史の教科書みたい、とは言わないまでも
    夫婦間の敬語、
    家政婦のような妻の使いっぷり、
    会話ひとつひとつが
    嫌なものを見せられるような気持ちになった。
    こんな世界があったなんて(今もなおある?)それは、さぞ苦しい環境なんじゃないだろうか。お互いにとって。

    き 60代以降のひとたちは共感するのだろうか。
    もしかしたら、主人公に励まされたりハッピーな気持ちになるのかもしれない。

    いろんな価値観がある。
    なにをして生きるのか、仕事をやめた後もどんな時間を過ごすのか。
    今から心に問うて時間を過ごしたい。

  • 定年後の男の心理、どこまでもオスな生き物だと思う。
    生活、家族、自分とリンクする部分もあり参考にかなった

  • 2018/10/19北浦和図書館で一日で読む。定年後の夫婦、仲介の長女、我が身を彷彿。

  • 定年を迎えた男が唯我独尊からなかなか抜けきれない悲しい性が描かれている。

    壮年男性が若い女性とつきあうには食事するだけで5万円もかかるのが普通とは驚き。

  • 主人公の境遇が恵まれすぎているように感じる。でも、今日は何をしようか?というのは分かりますね(笑。)

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著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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