孤舟

著者 :
  • 集英社
2.76
  • (2)
  • (26)
  • (54)
  • (38)
  • (12)
本棚登録 : 365
感想 : 78
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713534

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 主人公の感覚が現実と非常にずれてるのをクスクス笑いながら読む、って読み方で正しかったかしら?

    気持ち悪いと紙一重なんだけど、まさか世の定年直後のおじさんってこういうのがフツーなんじゃないよね???

  • まだ30代。

    リタイアした後の人生を、まだまだ先に感じているけれど、いきなりは変われない。
    きっと現在の考えや、生き方がつながって行くはず。

    だったら、今から始めなくちゃ。

  • Amazonでレビューを見てから読めばよかった…。
    読んでる途中も読み終わった後も、全く感情移入できないし、後味悪いゾ。

    会社で出世した人が、定年してから何もすることがなく家でも奥さんにうっとおしがら、打開策を娘と同年齢の恋に求めるっていう…、なんじゃこりゃ的なお話デス。

    今どきこんなおっさんいるかな~?
    こんな奥さんもいるかな~?
    旦那さんが旦那さんなら、奥さんも奥さんダヨ。
    二人とも自分のことばっかり。

    ★1にしたいけど、がんばって読んだ私のために…、★2つダ。
    ありえん。

  • もっと悲惨な状況を期待していたが、多分実態からはかけ離れて、他山の石には全くならない。渡辺淳一らしい艶めかしさも感じられず、そもそも踏み込むべきテーマではなかったのではないか。

  • 定年後の夫婦のお話。夫在宅ストレス!よくわかる~~。お父さん方、そうならないように仕事以外の趣味をみつけてね。

  • 前半は、定年退職後の男の人の人生を思い、こんな風ではいけないと思わせるものでした。後半は何よそれ!みたいな感じでした。

  • 相変わらずこのジイサンは…(苦笑)
    以上です。

  • 仕事人間だった人が、定年退職した後に訪れる無気力感、夫婦関係、親子関係の危機を、少しずつ乗り越えていくお話。正直、たいして面白くもなく、共感できるわけでもなく・・・残念。

  • 大企業を常務執行役員で定年退職したあとに、孤独感を募らせる60歳の男性の話。現役時代とのコントラストが大きく、コメディのような話も多いが、切実な問題も感じる。

  • 2011.4.18

    読みやすく一気に読み終わりましたが、面白く無かったです。

    仕事一筋で出世した男が定年を迎えて何もやることが無くなってしまう。
    妻は毎日家に居続け、仕事している時と同じ様に家事も手伝わず、威張りくさっている夫にストレスを溜め続ける。

    この様な方達は多いと思いますが、これは本にするものでは無かったのでは?

    結局夫は殆ど変わることは無かったし。

    古い考えを持つ男が書いた、男目線の話な気がしました。

全78件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺淳一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×