the TEAM ザ・チーム

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747959

感想・レビュー・書評

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  • 1月-7。3.5点。
    盲目・難聴の霊能力者と、そのスタッフの連作短編。
    題名通りチームとなって、行動する。

    一気に読んだ。面白い。ラストもかっこよく決めた感じ。

  • あ~何てバカな私!

    井上さんが、あの岡島二人さんの1人だったなんて!
    今まで知りませんでした。(済みません)
    岡島二人さんが解散されたとき、それはそれはがっかりしたものです。

    が、しかし、あの面白さがよみがえってきました。
    小粋なコンゲームのような鮮やかさ。
    やっていることはベタな感じではあるんだけど
    何より4人の空気感がいい。

    遅まきながら、井上さんを追いかけます!

  • 面白かった。霊能力に見せかけて問題を解決する一団の話。京極夏彦の『巷説百物語』シリーズや貫井徳郎の『〜症候群』三部作と似た感じ。というか、それぞれが『必殺仕事人』のその人バージョンなのだろう。

  •  完璧な手触り。

  • TVで霊能力者として名を馳せる能城あや子の裏で暗躍する2人賢一(家宅侵入)と悠美(ハッカー)。
    違法な事もやっちゃうけど超確実な興信所みたいな。2人だけが頑張ってる感が強いけど。続編を匂わせる展開ではなく、潔い終わり方。

  • 期待が過大でした。オチを期待したのだけれど。面白いけど普通。

  • なじ■
    確かにやってることは違法で完全インチキ霊感商法なんですけど、
    時には利益など関係なく真相を探ったり
    最終話の「どこにも被害者がいない」という言葉通り
    普通なら助けられなかった人達を助けたりしているので、
    インチキ絶対バレないで!!という気持ちにさせられました。

    問題の解決方法が実に気持ちがよく、引き際も鮮やか。
    最終話ではああ遂にバレちゃうの…!?とハラハラしたので、
    記者達を徹底的に出し抜いた姿には思わずやった!!と喝采してしまいました。
    だけどラストは記者視点でチームのみんなの心情は一切描写されず、
    そこがまた鮮やかといえば鮮やかであるとも感じたのですが、
    しかし十分なお別れも言えないまま彼らがどこかに行ってしまった…
    と凄く寂しい気持ちになりました…

    他の三人の過去は明かされてますけど
    賢一については一切謎のままだったので、
    そこも見てみたかったなあ!

  • 面白かった。
    ラストの潔さがかっこいい!

  • 男女関係も、賭け事も、人を騙すのも、
    大事なのは引き際。

  • 面白い。

    後半は同じ展開になり、やや退屈するが、爽快なストーリー感は残ったまま。サクサクと先に進んで読める。

    多くの人が記載しているが『陽気なギャング』に似通った雰囲気を感じる。

    続編が読んでみたくなる小説。

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著者プロフィール

昭和25年生まれ。昭和57年に徳山諄一との岡嶋二人名義で第28回江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。平成4年に『ダレカガナカニイル……』(新潮社)で再デビューした。代表作に『ラバー・ソウル』(講談社)など。

「2020年 『平成ストライク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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