the TEAM ザ・チーム

著者 :
  • 集英社
3.59
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本棚登録 : 293
感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747959

感想・レビュー・書評

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  • 人気霊能者の陰で〈彼ら〉が大活躍!?
    盲目で難聴の人気霊導師、能城あや子。百発百中の"霊視"を支えるのは、彼女の仲間たちだった。過去の事件の真相や、不思議な現象の真実を次から次へと暴き出す! 極上ユーモアミステリ集

  • おもしろかった。かなりのご都合主義だけど、すいすい読めてあっという間。
    ニセモノと分かっているのに結果は誰もがハッピー。終わりよければすべて良し。本当にそうなのか?なんて疑問を挟み込む間もなく、とんとんと進んでいく。
    占いや人生相談なんて自分の負担を軽くするためのもの、なのだろうけれど、自分の部屋に侵入されて読まれたら嫌なものを好き勝手にされてしまうのは抵抗あるな。人生相談なんて自分をさらけださないと出来ないから見られたくないものがある人はそもそも相談なんてしないのか。
    最後は人間関係とか無理矢理な感じで残念。そんな風にしなくても良かったのに。

  • お話によって語り手?が違っててなかなかおもしろかったです。<br>チームワークよすぎですね♪

  • 面白かったです!本の分厚さに一瞬、躊躇したものの、読み始めると止まりませんでした。中身は連作短編集。そのどれもがミステリですが飽きません。それぞれの短編の中に主人公たちの過去話などが散りばめられているのが良いですね。こういうチームワークもの、大好きです!

    能城先生、鳴滝さん、草壁くん、悠美ちゃんと4人の中心人物が登場しますが、中でも草壁くんが好き!あの手際の良さ、惚れ惚れします。さすが、“その道”のエキスパート。この4人がやっていることは決して褒められたことではありません。でも、そこがまたリアルだったり。

    終わり方も良かったと思います。引き際までもが鮮やかで、もう素敵過ぎますよ!続編を読みたい気持ちはもちろんあるけれど、この物語はここで終わるのが良いという気もします。

  • チームメンバー一人一人に焦点を当てた各章の後
    最後に大きなエピソードに収束する章構成は
    ドラクエ4のようで、アイデアは面白い。
    でももう一味、読む側に伝わってくるものが
    ほしかった。

  • 「井上夢人さん始めまして」の本です。バッチリ表紙買いです。読んでいて頭の中に映像が・・・。何故映画にしないのでしょう?面白いと思うけどなぁ。

  • 絶妙な設定と軽快なテンポの痛快ライトミステリ。
    似たような設定の作品なら探せばいくらでもありそうなものの、井上夢人が書くとこうなるという良い例。サプライズより徐々に明かされる真実の快感さがなんとも心地良い作品。

  • 人気霊能者の陰で〈彼ら〉が大活躍!?
    盲目で難聴の人気霊導師、能城あや子。百発百中の"霊視"を支えるのは、彼女の仲間たちだった。過去の事件の真相や、不思議な現象の
    真実を次から次へと暴き出す! 極上ユーモアミステリ集

  • 2006/10/18

  • 面白い!!軽快で苦しさが微塵もなくて素敵です。

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著者プロフィール

昭和25年生まれ。昭和57年に徳山諄一との岡嶋二人名義で第28回江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。平成4年に『ダレカガナカニイル……』(新潮社)で再デビューした。代表作に『ラバー・ソウル』(講談社)など。

「2020年 『平成ストライク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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