- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087747959
感想・レビュー・書評
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読んでいて気持ちよかった!今まで読んできた井上作品とはちょっと違う味。ここまで一般受けしそうなものって珍しいんはないか。深い意味はなく、フツーというかんじがした。あや子が霊能者なのに全く霊を信じておらず、とことん現実主義者なのがいい。それに、ただの探偵じゃなくって、霊や呪いの仕業だと思われることの原因を暴き出して、その一歩先まで解決してしまう、という設定も面白い。彼女のまわりのキャラクターも魅力的。詐欺っちゃぁ詐欺だけど、これで良いのかよ、なんて疑問を挟む余地なく、チームの過去も絡めながら物語は進んでいく。読者のことを考えた実に洗練されたプロットだと思った。これで終わっちゃうのかっていう残念さはあったけど、シリーズ化されても鬱陶しい。引き際を知っているあや子たち、そして井上さん。さすがです。
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2007/9/24<br><br>
井上 夢人は岡嶋二人名義で本を書いていたときからほとんど外れが無い人で、読むものなくて困ってるときは手がでます。
霊能者能代あや子(ってモチーフあの人だよね・笑)は実は霊能者でもなんでもなくて、裏で相談者の内情を調査する「チーム」ついている。非合法なのに、霊能力を騙っているのに、事件を解決する手際は鮮やかかつ良心的。こういう連作短編集は大好き。一冊でおしまいかー。もったいないけど、このぐらいですっきり終わらせておくのがいいのかも。 -
偽の霊能力者なんだけど事件を解決しちゃうチーム。うーん、騙してるわけじゃないしね……。
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☆2007・11
盲目の占い師と彼女を支えるチームの存在。緻密な捜査と裏付け作業、メンバーがそれぞれのプロ意識に徹してるとこが良かったかな。 -
変なチームが何かをやらかします。
久々の本で喜んで楽しんで読めました。 -
要は今話題のの細○数子はインチキだぜイエーみたいな話。盲目で難聴の人気霊導師、能城あや子。百発百中の"霊視"を支えるのは、彼女の仲間たちだった。過去の事件の真相や、不思議な現象の真実を次から次へと暴き出す。これすんごい面白い。ぜひぜひミステリーが苦手な人にもオススメ。
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初の井上夢人の作品。
岡嶋二人の作品からどう変わるのか興味津々だったけどやっぱり私の好きなままだった★
これからどんどん井上夢人作品読んで行こうと思います(*^^*)
某番組を思い浮かべてしまいました(*≧m≦*)ププッ -
何でもずばり言い当てる霊能力者の裏では、実は探偵チームがどたばた。ライトで楽しくって好きです!
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霊能者のあや子さんと彼女を影で支えるチームの話。面白かった。全盲で難聴のあや子さんは、本人も霊なんてまったく信じていない。相談者の悩みを解決するのは、霊視ではなく、チームの捜査力。少数精鋭なのもいいな。無駄がない。あや子さんのマネージメントで表に出ることもある鳴滝、相談者の身辺を調べるのに、実地を担当するのが草壁、ネットから情報収集するのが藍沢。やらせだの詐欺だのの疑惑を向ける記者なんてのも出てきて、どうかわすのかも見もの。相談者を調べるうちに事件を暴いてしまったりで、ミステリ色もあり。エンターティメントでしたな。このチームはまた続きも見たいな、と思うんだけど。どうかなー。
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面白かった。