冷血(下) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101347264

感想・レビュー・書評

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  • 上巻に引き続いてスゴいの一言。ただ最後は私には難しくて,トルーマンカポーティの方が胸に響いたかな。

  • 高村さんの描写力に只々圧倒された。
    残念なのは捜査の最前線で白いスニーカーをはいた合田が活躍しなかった事。

  • 全てにおいて深淵に触れ、読み応えがありました。

  • 読みごたえありました。
    語り尽くせないやり切れなさ。
    あと、
    虫歯にはなりたくない。
    虫歯は治療しよう。

  • 読み難いうえにつらまん

  • 何もできない。何もわからない。でもどうにかして知りたい、と思うことがある。でもその結果ほ、何もわからないんだと思う。どうすればいいんだろうか…。

  • 同名のトルーマン・カポーティ「冷血」は拝読したことはないが、当時起きた実際の事件を基に取材をし物語として紡いだノンフィクション作品の傑作であることは耳にした。
    本作の高村薫『冷血』はフィクション作品であるが、フィクションと知らないまま手にとれば、まるでノンフィクションかのごとく、その精緻な記述にある種戸惑い圧倒され、本当は題材となるリアルな事件があったのではと、ネットで検索してしまう程だ。
    作者がタイトルを『冷血』と題した理由は本人に聞かないとわからないが、読了した自身の感想としては「冷血」であったのは果たして事件を起こした者なのか、あるいはそれを取り巻く社会なのか、わからなくなった。

  • 合田を通じて、殺人犯、刑事、被害者の心情も一通りじゃなくて、それこそハードカバー一冊分の違いと重みがあるのだ、という高村の想いは充分に伝わったが、緊張感が薄れて冗長になってしまった感は否めない。いや違う。この厚さでしか説明できない、犯人の冷血なのだ、

  • 2019/3/30購入
    2019/4/11読了

  • カッコつければ ここが良いとか言えるけど 総評すれば面白くねぇ

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著者プロフィール

作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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