髙村薫のおすすめランキング

プロフィール

作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

髙村薫のおすすめランキングのアイテム一覧

髙村薫のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『地を這う虫 (文春文庫 た 39-1)』や『我らが少女A』や『冷血(上) (新潮文庫)』など髙村薫の全31作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

地を這う虫 (文春文庫 た 39-1)

1280
3.39
髙村薫 1999年5月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

克明な観察メモから連続空き巣事件の真相に迫る男性の姿を描いた表題作他、それぞれ別の元警察官の男性を主人公とした短篇を全4編収録した短編集。 派手な事件や... もっと読む

我らが少女A

818
3.52
髙村薫 2019年7月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

合田シリーズ最新刊。 僕はたぶん「レディ・ジョーカー」しか読んだことないのだけど、さすが高村薫さん、と思った。とても重厚。 続きが知りたくて早く読み進め... もっと読む

冷血(上) (新潮文庫)

576
3.42
髙村薫 2018年10月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

唯一読むハードボイルド系の小説が高村薫さん。 久しぶりに手に取った合田警部補シリーズ。 第一章「事件」 語り手がシーンによって変わるのだが、後に被害者家... もっと読む

甘い罠 8つの短篇小説集 (文春文庫 え 10-2)

573
2.91
江國香織 2012年7月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

女性作家による8篇のアンソロジー。 告白 三島由紀夫のタイトルを思わせる。 舞台はゴア。 人を殺して海外に逃亡してきたヤジロー。 日本語など... もっと読む

冷血(下) (新潮文庫)

470
3.37
髙村薫 2018年10月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

第三章「個々の生、または死」 第三章「○○」のような名詞でスタートするのだとばかり思っていたので、三章のタイトルだけで何かに打たれたような思いがした。 犯... もっと読む

ベスト・エッセイ2022

448
3.58
青木耕平 2022年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

コロナ禍の2021年だけに、少し鬱々としたものや追悼文が多い気がした。 一つ一つがとても短いので、すき間時間にさらっと読める。 齋藤陽道さん、岸田奈美さん... もっと読む

空海

428
3.34
髙村薫 2015年9月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

実は高野山には行ったことがないのだが、これを読むと行かずには済まなくなってしまう。 密教は身体体験を踏み台にして信心へと跳躍するものだということは、トライ... もっと読む

土の記(上)

407
3.55
髙村薫 2016年11月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今まで福澤彰之シリーズで、漁師の生活や仏教といった変わった題材を描いてきたが、本作では米つくりの農家という日本人にとってある意味普遍的な日常生活を描く。都... もっと読む

Invitation

394
3.16
江國香織 2010年1月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

どれもなかなかおもしろかった。 私の好きな作家さん、小川洋子さんと川上弘美さんと江國香織さんの3人の違いを改めて感じた。なるほどねぇ、と。 もっと読む

晴子情歌(上) (新潮文庫)

325
3.63
高村薫 2013年4月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

晴子三部作の序編に、最後に手をかけて上巻を読了。 大学を出て北洋の漁船員となった彰之のもとに、母・晴子から自らの生い立ちを綴った手紙が届く形で、生家・野... もっと読む

土の記(下)

305
3.77
髙村薫 2016年11月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

まさに人生。寂寞とした読後感。 もっと読む

晴子情歌(下) (新潮文庫)

273
3.71
高村薫 2013年4月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

素晴らしい本だった。やはり高村薫は読み応えがある。 本作は高村作品にしては主人公が女性だったり、恋愛事にも結構なページが割かれていたり、といつもと違... もっと読む

ベスト・エッセイ2020

271
3.25
日本文藝家協会 2020年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

好きなエッセイストの作品をきっかけに 2014年にこのシリーズを初めて手に取り 途中2回とばしたけど 毎年この時期読むのを楽しみにしています。 (... もっと読む

半眼訥訥 (文春文庫 た 39-2)

251
3.21
髙村薫 2003年2月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

その時代に即したエッセイもあるので、現在では、かなり意見が変わっているだろう部分もあるが、作者の小説を読む時の一助になるエッセイ集。 もっと読む

四人組がいた。 (文春文庫 た 39-3)

180
2.30
髙村薫 2018年11月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高村薫『四人組がいた。』文春文庫。 これまでのシリアス路線から一転、高村薫が書いたブラック・ユーモア小説。連作形式で12編が収録されている。 結論から... もっと読む

半眼訥訥

117
2.96
髙村薫 2000年1月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1993年から1999年の間、毎日、読売、日経、北海道新聞、文芸雑誌に掲載されたエッセイと、直木賞受賞記念の付録である自伝もどき、そして文化サロンでの講演... もっと読む

生死の覚悟 (新潮新書)

91
3.54
髙村薫/南直哉 2019年5月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高村薫の転換点が阪神大震災だったということは聞いていた。そこで体験した「自分が死ぬということを覚悟する」ことが、その後の「晴子情歌」「新リア王」「太陽を曳... もっと読む

時代へ、世界へ、理想へ 同時代クロニクル2019→2020

74
2.94
髙村薫 2020年3月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

時代は、この後コロナの惨禍に襲われて閉塞状況になるけど、コロナ前の問題点や疑問は解決されないままだよね。 人は目先の問題にとらわれる。それは仕方がない。... もっと読む

銃を置け、戦争を終わらせよう 未踏の破局における思索

58
3.57
髙村薫 2023年7月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2021年6月~2023年6月までの時事をとりあげた週刊誌連載のコラム集。ウクライナ紛争が最も大きな事件でありこの書籍名なのだが、これだけを深く掘り下げて... もっと読む
全31アイテム中 1 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×