卒業式まで死にません―女子高生南条あやの日記 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101420219

感想・レビュー・書評

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  • なんだか、読んでいて辛くなりました。

  • 語り口が明るいからすらすら読めてしまうんだけど、内容は偶に凄くヘビーだったりする。

  • これを読むのは極度に落ち込んでる時

    普通だったらこの本の事を思い出しもしないのに

    病んでるとどうしてもこれを思い出してしまうし読んでしまう

    自分の中での病み加減のバロメータ

  • 鬱病でリストカッターの少女がweb上に綴った、
    彼女が自殺するまでの日記。

    開けっぴろげに書かれているようで、本当の事は何も分からない。
    そういう意味でとても興味深い。

  • この本をとても嫌っている人を私は知っています。けれど同時に、この本をバイブルとし、精神安定剤のように持っている人も、きっと世の中にはたくさんいることでしょう。死ねない薬は薬ではない、という言葉があるように、人の心に何も残さない本は意味がありません。この本が読む人にとって毒となるか、薬となるかは分かりません。切実な何かがこの本にはあると思います。
    ある一人の女子高生が残した記録。彼女が生きていないという事実が、不思議でなりません。
    ただ、故人の冥福を祈ります。

  • 泣ける。内容が衝撃的だけど
    嫌なことあったら見てるよ。

  • 2009/08/29

  • ポップな文体で描かれた日常。
    「20歳の原点」よりもさらに「私たち」に近い、死と悩みが溢れている。

  • 南条あやさんの残した Blog を集めたもの。インターネットの 南条あやの保護室 に掲載されているのを見やすくした物らしいです。

  •  鬱の時、人は死なない。死のうという意欲すら湧かないから。元気になりだした頃が一番辛い。自分を殺そうとする自分と自分を守ろうとする自分の間で、自我が引き裂かれるような錯覚に陥るから。
     そんな頃に、この本を読んでいた。決して助けてはくれないが、自分を鏡で映して見ているように感じた。汚らしい自分を見ているようで大嫌いな本ではあったが、今でもふとパラパラとめくってしまう。

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